最近、公民館や集会所から「和室」が減っています。
高齢者が床に座るのを嫌がるのが理由のようです。
もう何度も書いてきたので、ここで「膝の痛み」の原因は説明しませんが、物事は全て「陰陽」の世界。
「便利」で歩かなくなり、「飽食」でお腹いっぱいを続けてきた結果が、日本人65歳以上の世代2人に1人が膝で悩んでいます。
この数字はとても異常な数値を意味します。
国は病気の治療や薬の開発には研究費を出していますが、病気の原因究明に予算はほとんど出していません。
病人が増え、病院や薬が使われれば、儲かる側が喜ぶので、原因究明に予算など出す気は無いのでしょうかね?。
ボディリフォームストレッチのレッスンは、床に座った状態でおこなったり、ほとんど寝転がっておこないます。
だから、床に座れなければいけません。
そこで、床に座れない人は、自分の身体の状態を自分で把握することになります。
床に座れなかったり、しゃがむ事ができなかったりする。
「なぜ、そのような身体になってしまったのか?」を自分で考えることになります!。
自分の身体に起こったことは、自分で原因を悟らなければ、いつまでも究明できません。
何でも人に頼れる時代は、もう終わりを告げようとしている今、少々厳しく思われるかもしれませんが、次の時代に「自分の身体は自分で管理する!」という意識を教育していかなければという思いで、会場は「和室」を探しておこなってます。
何もない畳の大広間、身も心も「空」になれる日本人でありたいですね。
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