私は今年活動15周年でした。
この15年間、多くの人の健康相談を受け、健康現場の最前線に立っていたと感じます。
すると、特に今年は強く感じた思いがあります。
それは、「日本人の健康は間違った方向に誘導されている」という事。
健康食品やサプリメントを摂る事が「健康法」のように宣伝されたり、無理にキャラクターを作った健康指導者が現れたり、酷い場合はタレントさんが健康指導をするなど、健康産業とエンターティメントが一緒になってビジネスをしていると感じた1年でした。
「テレビで言ってたから」
「有名な人がやっているから!」
人や物に依存させる健康が、はたして本物と言えると思いますか?。
しかし、少数ですが気づき初めている人もいます。
「座禅」が静かなブームとなっていたり、自然農法に目覚めた人がいたり、実は健康とは「自分の内側に集中する!」事が最も大切だという事。
人間とは、コミュニケーションを図る為の言語とは別に、自分の内面に問いかける為の「身体語」というものを持っています。
ところが、今の日本は「便利」「快適」「飽食」「娯楽」という、強烈な刺激が常に側に用意されていて、中々自分の内面に気づく機会に廻り会いません。
これを一切断ち切り、完全呼吸をすると「身体」「脳」「魂/心」の調和が取れてきます。 この「座禅」「瞑想」的な時間が、現代生活ではほとんどの人は習慣化できないでいます。 その結果として、人や物に依存した「偽物」の健康法を押し付けられる形になってしまっているのです。 「治してもらえる」 「飲めば治る」 「これだけで痩せられる」 「若返る」 最良の方法は、自分の内面に存在する「説明書」を読むしかないのです。 その説明書は、「身体語」で書かれてある為に、意識を自分に集中するしか読む事ができません。
他の人が考えた事が、自分にとって最良の方法とは限りません。
理屈では無く、何となしにそれを解ってきている人達が、「座禅」や「瞑想」をおこなっているのでしょう。
2013年は、日本人の健康感に大きな変化が生まれる年になります。
それは「人」や「物」に依存しない、新しいようで実は昔から自分が持っている健康に気づく時になります。
放射能、財政、政治など、多くの「不安」が待ち受ける時代ですが、これらはどうなるか解りません。
ですが、超高齢化社会の扉が開いた事は確実なのです。
なら、今から10年、20年後の自分の為に、本当の健康を作り出していく術を作り出していこうじゃありませんか!。
もう、「治す」「綺麗」「若い」では無く、「元気の維持」「ベストコンディションの維持」を、健康法の中心にしましょう!。
2013年が、多くの人にとってトキメキと感動の年になりますように!。
ボディリフォームストレッチ主宰 すがい なおと