新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

我が家は中電一本で♪

2016年03月02日 | 気になるネタ

2016年4月1日から電力自由化が始まります。今までは東京都に住んでいたら東京電力、大阪府に住んでいたら関西電力…と、各地域の電力会社からしか電気は購入できませんでした。しかし、電力自由化により、地域の電力会社以外の会社から電気を購入できるようになります。つまり、消費者が電気をどの会社から購入するか自由に選べるようになるのです。電気は生活に欠かせないため、その影響は大きいでしょう。電力自由化によるメリットはどのようなものか考えていきたいと思います。

■ 電気代が安くなる!?

電力自由化によって期待されているのが、毎月支払う電気代が安くなること。これまで電気は各地域の電力会社による独占状態でした。しかし、さまざまな企業が電気を販売するようになると、競争が生まれて電気料金の値下げや割引、ポイント還元など価格面で差別化が起こると考えられます。実際に、オフィスや工場で電力の自由化をした後、電力会社間での競争が活発になり電気料金が値下げされ、その効果は全国で5兆円分に達したと経済産業省は発表しています。

■ 電気代だけでない、電力自由化の3つのメリット

電力自由化のメリットは電気代が安くなることだけではありません。意外なメリットもあるんですよ。電気代はあんまり重視していないという人でも、この恩恵が受けられると考えると、契約する電力会社を見なおしてみる価値があるのでは?

◎ 1:しっかり節電できるようになる

電力自由化にともない、デジタル式の電力計「スマートメーター」が導入されます。今までは各家庭に設置されていた電力計で検針員が使用量を確認していましたが、スマートメーターの導入により消費者自身が使用量を確認できるように。そのため、どの時間帯に電気を使いすぎているか簡単に把握できます。節電するポイントが明確になることで、さらに電気代を安くできるだけでなく、エコで環境にやさしい生活が送れるようになります。スマートメーターの導入により、検針作業は原則行われなくなります。

◎ 2:電気以外も賢く利用できる

自社サービスとのセットプランも見逃せません。例えば、ガス会社はガスとセットの電気料金プラン、通信会社はインターネット回線や携帯電話とのセットでお得になるプランなど、従来の電力会社にはなかった新しいプランが期待できます。旅行会社も参入しています。ツアーや旅行パックを申し込むと割引になるプランなどがあり、消費者の趣味に合わせて電力会社を選ぶことができるようになりそう。

◎ 3:環境に配慮した電気を使える

電力自由化により、各電力会社はどのように発電し、電気を売っているか公表することができます。太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーで発電した電気を使いたい方は、料金だけでなく発電方法もチェックしてみましょう。自然エネルギーの電気を優先して契約することで、安全な発電を支援することにもつながります。

■ 電力会社を切り替えるときは早めの申し込みを!

契約する電力会社によってさまざまなプランやサービスがありますので、ぜひ自分のライフスタイルに合ったもの選んでください。新しい電力会社に申し込みをしてから、実際に電力供給が開始されるまでには約2か月かかるとされています。現在契約している電力会社から切り替えても、提供までに時間がかかってしまうので早めに申し込みをしましょう。


コーヒー牛乳

2016年03月02日 | おいしんぼうネタ

 白澤卓二氏は1958年生まれ。順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授。アンチエイジングの第一人者として著書やテレビ出演も多い白澤氏が、痛風発作とアルコールとの関係について解説する。

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 尿酸の濃度が著しく上昇すると、特に体温が低い足部などで尿酸が溶解しきれずに関節内で結晶化し、激しい痛みを伴った発作を誘発する。これが「痛風」である。この痛風を引き起こす尿酸とは、プリン体と呼ばれる物質の代謝産物であり、プリン体を多く摂取すると高尿酸血症さらには痛風の引き金となると考えられる。

 プリン体は肉、魚、乳製品や野菜にも含まれるが、同じプリン体でも、肉や魚に含まれるプリン体が痛風発作のリスクを高めるのに対し、乳製品や野菜に含まれるプリン体は高めないことがわかった。

 マサチューセッツ総合病院リウマチ科のヒョン・コワ博士が「肥満傾向があり肉をたくさん摂取する男性」群の痛風発作リスクを調べたところ、「肥満傾向がなく肉の摂取量が最も少ない男性」群に比べて、リスクは2.25倍に上昇していることがわかった。

 さらに魚の摂取量に関しても同様の結果が得られた。「肥満傾向があり魚の摂取量が最も多い男性」群は、「肥満傾向がなく魚の摂取量が最も少ない男性」群の2.73倍の痛風発作リスクを示した。

 一方、興味深いことに、乳製品は逆の傾向が見られた。「肥満傾向があり乳製品の摂取量が最も多い男性」群は、「肥満傾向がなく乳製品の摂取量が最も少ない男性」群に比べ痛風発作のリスクが0.74倍と減少。この傾向は肥満傾向がなく乳製品の摂取が最も多い男性群でも0.58倍と明らかな予防効果を示している。

 コーヒーにも痛風予防効果が認められていることから、尿酸値の高い男性には「コーヒー牛乳」がおすすめかも知れない。