新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

ABCG2遺伝子検査

2016年03月10日 | 気になるネタ

血液中の尿酸値が高い状態(高尿酸血症)が続くと、尿酸が結晶化して足の親指の付け根や足首などの関節に溜まり、炎症を起こし激痛が走る。これが痛風発作だ。尿酸はビールやレバー、魚卵などに多く含まれるプリン体が分解された最終産物で、肝臓で産生され腎臓や腸で排出される。

 暑くなると、発汗などで血液の尿酸濃度が高くなり、痛風発作が起こりやすくなるといわれている。日本人患者の約99%が男性で、中年以降の発症が多い。防衛医科大学校分子生体制御学講座の松尾洋孝医師の話。

「同じような食生活を続けても、痛風を発症する人と、しない人がいます。そこで痛風の男性患者705人を調査したところ、尿酸の排泄機能に働く尿酸排泄輸送体ABCG2遺伝子に変異がある人が約8割に上り、痛風のリスクが3倍以上に高まることがわかりました。

 近年、若年者の痛風発症が増えています。ABCG2遺伝子に変異のある人は、ない人に比べ発症リスクが最大で22倍も高く、若年性痛風の原因として遺伝子の変異が重要であることがわかりました」

 まずは自分の遺伝子変異のタイプを知り、早期の予防や治療を開始することが大切だ。現在ABCG2遺伝子検査は、全国の病院やクリニックでオーダーできる(費用は約1万3000円)

。また、痛風治療を適切に行なう痛風財団認定の痛風協力医療機関の整備が進み、松尾医師も痛風協力医療機関わかさクリニック(埼玉県所沢市)で診療を行なっている。痛風は1~2年かけて尿酸値を6.0ミリグラム/デシリットル未満にすれば、完治も可能だ。


章姫

2016年03月10日 | おいしんぼうネタ

静岡にはいろんなイチゴがありまして・・・

この静岡市一帯では「章姫」が以前から栽培されています。 

1粒が大きいんです

それと、少し酸味があるのでショートケーキなんかに良く使われています。

この大きな章姫、旨かったですよぉ


もうぉ~たぁぁくさん儲けたから引退ですっきり★

2016年03月10日 | 気になるネタ

女子テニス界のトップに十数年間、君臨してきたマリア・シャラポワ(28=ロシア)が7日(日本時間8日)に米ロサンゼルスで記者会見を開き、1月の全豪オープンのドーピング検査で禁止薬物「メルドニウム」に陽性反応が出たことを明らかにした

。事前に予告した「重大発表」をめぐっては引退かとの観測も飛び交ったが、引退は否定。陸上競技を中心としたドーピング問題を起こしたロシア、八百長騒動に揺れるテニス界に、ヒロインのドーピング告白は大きなショックを与えそうだ。

 現地時間正午(日本時間午前5時)開始とされた会見は5分以上遅れて始まり、188センチの長身を上下とも黒っぽい服装で包んだテニス界のヒロインは、神妙な面持ちで衝撃発表を行った。

「数日前にITF(国際テニス連盟)から、全豪オープンでの薬物検査で陽性反応が出たという内容の手紙を受け取った。この10年間、私はミルドロネートと呼ばれる薬物を主治医から処方されてきた。別の名前はメルドニウム。これを10年間合法的に使用してきたが、今年1月1日にルールが変わり、メルドニウムは禁止薬物となった。それを知らなかった」

 途中でため息も交えたシャラポワは「大きな過ちを犯した」。この問題に対して大きな責任を感じていることに加え、これまで「さまざまなことに対して非常にオープンかつ誠実な対応をしてきた」という自負があることから、会見での公表に踏み切った。

「ファンを失望させ、このスポーツ(テニス)も傷つけた。自分のプロフェッショナリズム(プロ意識)として、責任を感じている」

 ITFは7日にはシャラポワを暫定資格停止処分としたが、本人は「私の競技人生をこのように終わらせたくはない。もう一度チャンスが与えられ、この競技を続けられることを望む」と引退は否定。シングルスで4大大会5勝を含むツアー35勝、世界ランキング1位にも君臨したヒロインもこのところ故障がちで、ランキングは7位。そこからの復活を目指す気持ちに変わりはない。

 言葉通り、意図的な違反でなかったとしても、多くのスタッフを抱えているはずのシャラポワ陣営の軽率とも言えるミスだ。禁止薬物のリストは年ごとに改定される。持久力向上の効果があるとされ、狭心症などの心臓疾患の治療にも使われるメルドニウムは、今年1月から新たなリストに追加された。

 唐突にリストに出現したというワケではなさそうだ。ある日本の薬剤師会のウェブサイトによると、メルドニウムは2015年の「監視プログラム」に追加されている。試合時のみならず試合外でも監視が必要とされる扱いで、「潜在的な心臓作用を持つ薬物であるため、乱用を評価するために監視プログラムに追加した」(原文のまま)との注釈がみられる。

 メルドニウム使用による違反例はすでに他競技で出ていた。7日には、14年ソチ五輪のフィギュアスケート団体でロシアの金メダルに貢献したアイスダンスのエカテリーナ・ボブロワ、ドミトリー・ソロビエフ組が、ボブロワのドーピング違反で世界選手権(30日開幕・米ボストン)を欠場すると報じられた。1月の欧州選手権後の検査で、メルドニウムに陽性反応を示していた。自転車では2月、ロシアのトップ選手エドゥアルト・ヴォルガノフが陽性反応を示したことがニュースになっている。

 いずれもシャラポワが薬物検査を受けた全豪オープン以降のことではあるものの、メルドニウムがかねて“要注意”薬物だったことを考えれば、本人を含めた陣営は不注意のそしりを免れない。

 01年に14歳でプロ転向し、ウィンブルドンで4大大会初優勝を果たした04年ごろから、テニス界のスターとして輝きを放ってきたシャラポワ。検査の不正などでリオデジャネイロ五輪出場が危ぶまれる陸上を中心としたドーピングスキャンダルを起こしたロシアにとってはさらなる衝撃で、全豪オープンの最中に騒ぎを呼んだ過去の八百長疑惑に揺れるテニス界への打撃も大きい。

 米経済誌「フォーブス」が昨年報じた「世界で最も稼ぐ女性アスリート」の1位だったシャラポワ。賞金約7億円に加えて約26億円の広告収入があるとされた。そのシャラポワにとって、ドーピング違反は商品価値の低下につながりかねない。名伯楽ニック・ボロテリー氏門下生の後輩にあたる錦織圭もショックを受けているかもしれない。

☆マリア・シャラポワ=1987年4月19日、ロシア・ニャガン生まれ。4歳からテニスを始め、ナブラチロワに才能を見いだされる。2001年4月に14歳でプロデビューし、初優勝は翌年4月の「草津国際女子オープン」。4大大会では通算5勝。04年の「ウィンブルドン」で初優勝し、12年の「全仏」Vで生涯グランドスラムを達成した。ツアー通算38勝(うちダブルス3勝)。188センチ、59キロ。