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モルガン・スタンレーが人民元見通し引き下げ、銀行大手で2行目・・世界的に影響が出るのでは?

2016-01-12 10:00:09 | 日記

[ロンドン 11日 ロイター] - モルガン・スタンレーは11日、人民元の見通しを引き下げた。

2016年末のドル/元CNY=の見通しを1ドル=6.80元から6.98と元安方向に引き下げた。

17年末の予想も7.07から7.31へ修正した。

巨額の資本流出や、中国の経済や金融市場に対する懸念が強まる中で、世界の銀行大手で人民元の見通しを引き下げたのはゴールドマン・サックスに次いで2行目。

一方、欧州系格付け会社のフィッチレーティングは、2014年第2・四半期以降の中国からの資本流出は1兆ドルを超えたとみられるとの見通しを示した。

ことしに入ってからの中国株の急落で市場は世界的に大混乱した。中国人民銀行(中央銀行)が人民元の対ドル基準値(中間値)を切り下げことが背景にある。元安誘導は、経済の減速がハードランディングに転じないようにするため中国政府が用いるであろう政策のひとつと受け止められている。

モルガン・スタンレーは投資家向けメモで「中国当局者は、引き続き(人民元の)貿易加重平均為替レートを安定的なレンジ内に維持しようとする一方で、名目為替実効レート(NEER)の切り下げを当初の想定より2四半期ほど前倒しして開始するだろう」と指摘。「これにより、当局者はデフレ圧力を和らげるために追加で利下げすることが可能になる。しかし人民元は(対ドルで)さらに低下することになるだろう」とした。

中国政府はことし第3・四半期、あるいは資本流出や相場の乱高下が止まらない場合には、さらに早い段階でNEERを下げる方向に動き始めるとの見方を示した。

前週末にはゴールドマン・サックスが人民元の見通しを引き下げ、1年先の見通しを1ドル=6.60から7.00へ、17年末を6.80から7.30へと修正した。

人民元は年明けから対ドルで1.5%値下がりし、4年超ぶりの安値となっている。これは比較的急激な値動きで、輸出で中国と競合する国は通貨安競争を引き起こすことになりかねないと警戒している。

中国人民銀行は11日、対ドルの基準値を切り上げて1ドル=6.5626元CNY=SAECに設定した。

スポット市場の人民元CNY=CFXSの前営業日の非公式終値である6.5938元と比べて大幅に元高方向に設定した。

11日の中国株.SSEC.CSI300は、5%を超える値下がりで取引を終えた。約10%の急落となった前週は、中国懸念が世界的な株安を招いた。米市場ではダウ工業株30種平均とS&P総合500種指数が年明け最初の1週間として過去最大の落ち込みを記録したほか、原油先物相場も約12年ぶりの安値に下落した。

以上、ロイター記事

 

中国政府は、日本のデフレを徹底研究しているらしく、人民元安誘導を行っており、さらに中国株の下落も相まって人民元は加速的に売られて人民元安になると思われます。

これからの中国経済どうなるのか?不透明ですね。