ゴルフの国内ツアーは男子がSMBCシンガポール・オープン(1月28日開幕、シンガポール)を皮切りに海外開催を含め26試合、女子はダイキン・オー キッド・レディース(3月3日開幕、沖縄・琉球GC)から38試合が開催される。女子は昨季賞金ランク上位5人を海外勢に占拠され、メジャー6戦連続で日 本勢の優勝がない。
同ランク日本人最上位だった渡辺彩香(22=ユピテル)には“ストップ・ザ・海外勢”の期待が懸かる。
2016年、屈辱の記録を止める。新シーズンの目標を聞かれた渡辺はきっぱりと言い切った。
「メジャーで優勝すること。昨季は外国勢に負けて悔しい思いをした。何とかしなくちゃという思いがある」。
女子のメジャーは14年日本女子プロ選手権の 鈴木愛を最後に、6戦連続で日本人の優勝がない。
昨季はメジャーが4試合になって初めて全タイトルを海外勢に奪われた。賞金ランクでもトップ5を海外勢が 占めた。
渡辺は全米女子オープンの出場権につながる賞金ランク5位以内を目標に掲げていたものの、30万円足らずの差で6位に甘んじた。それだけに悔しさ も大きい。
今季こその思いを胸に、オフは課題の克服に努める。昨季の部門別ランクではドライビングディスタンスが1位、平均ストロークとパーオン率が8位、平均 パット数が12位、平均バーディー数が5位。ほとんどの部門で上位に顔を出している。しかしリカバリー率だけが50位と突出して低い。
そこで昨年、小技を武器に米ツアー3勝を挙げた丸山茂樹に弟子入りした。既に数回指導を受けており、今月は丸山の自宅がある米ロサンゼルスで10日ほど 合宿を張り徹底的にアプローチ練習に取り組む。
「丸山さんは海外でも活躍されていて経験豊富。いろいろ教えてもらっているのでオフはそこを強化したい。
米 国では目の前で見て(丸山の技術を)吸収したい」と貪欲に話した。
“師匠”の丸山が日本代表ヘッドコーチを務めるリオデジャネイロ五輪にも「国を背負うことに魅力を感じる。
目指したい」と意欲を示す。五輪の開催コース はリンクスで強い風の中でボールをコントロールする技術が求められるが「アイアンのライン出しのショットもレベルアップさせたい」と大舞台を意識した練習 にも着手している。
ツアーの主役の一人となった渡辺。2016年にさらなる飛躍を遂げる。
以上、毎日新聞記事1月2日
師匠の丸山茂樹プロは、全英で驚異の寄せワンを武器に上位で活躍した姿は記憶に残っています。
確かに丸山茂樹の寄せと渡邊彩香のビッグドライブを合わせると賞金女王も現実である。
あの丸山プロのSW技術を盗んで女子プロでリカバリー率ベスト5に入れたら、今季は賞金女王が現実化します。
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