◇国内女子◇ゴルフ5レディス 2日目(2日)◇ゴルフ5カントリーオークビレッヂ(千葉県)◇6373yd(パー72)
プロ11年目、ツアー未勝利の下川めぐみが6バーディ、3ボギーの「69」でプレーして通算5アンダーで単独首位に浮上。悲願のツアー初勝利に向け、絶好の位置で最終日を迎える。
プロ入り後、247試合目の今大会。最終組で回った2日目は「(優勝争いの)場数が足りていないので、経験値を増やそうと頑張った」と下川はいう。「(緊張感が)全然違う。きのうなら強めに打てていたパッティングがショートしていた」と苦笑いで振り返ったが、後半に3つ伸ばして首位をキープ。「あすは倍緊張すると思う」と初優勝を見据えた。
ちなみに下川は、トーナメントで4度、プライベートを含めると8度のホールインワンを経験している。その秘訣について「池を怖がったりして打つとミート率が下がってしまう。逆に“入れるにはどうするか?”に集中するとミート率がアップする」と普段からカップインを意識してショットをしていると説明。
最終日はイーグル賞(100万円)がかかった16番(パー5)、そしてホールインワン賞(100万円)がかかった17番(パー3)で“入れにいく”ことを宣言した。
通算4アンダーの2位にツアー史上最多連続出場記録(238試合)を更新中の表純子、笠りつ子、O.サタヤ(タイ)がつけた。香妻琴乃、鈴木愛、川満陽香理は通算3アンダーで5位で終えた。
賞金ランクトップのキム・ハヌル(韓国)は3バーディ、3ボギーの「72」として、通算1オーバー17位。大会ホステスプロで前年大会覇者の穴井詩は通算5オーバーの42位としてカットライン上で予選通過を決めた。
<上位成績>
1/-5/下川めぐみ
2T/-4/笠りつ子、表純子、O.サタヤ
5T/-3/香妻琴乃、川満陽香理、鈴木愛
8/-2/永井花奈
9T/-1/木村彩子、服部真夕
:
17T/+1/キム・ハヌル
42T/+5/穴井詩
以上、GDOニュース
明日の優勝予想は簡単ではない。
難コースで台風の風が吹く条件なので、フィニッシュするまで気が抜けない。
アンダーパーに位置する選手には皆にチャンスがあると思う。
香妻琴乃の初優勝も手が届くところにあると思うのでチャンスをものにしてほしいと願っています。