非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

ノイズ環境

2013-07-17 14:20:21 | ノイズ対策
ここ数日の地磁気の乱れが少し落ち着きそうで、バンドノイズがとても少なくなりました。

5月頃に電力会社にお願いしたノイズ対策も終了して、繰返しF:59Hzのノイズも皆無になりました。

ノイズ発生源の電柱はシャックから150m程先の、住宅街の中のT字路に立つ一本だったようです。この電柱からのノイズ

が架空線や電力線に乗って、シャック近くの電柱や電線があたかもアンテナのようにノイズを撒き散らしていました。

今日はバンドノイズも少ない状態でしたが、21170KHzに完全に同調させた状態で、ノイズによるSメーターの振れを確認してみ

ました。スピーカーからの音も動画に入れるためにリグのボリュームは最大付近にしていますので、

ノイズ音が大きいように感じますが実際にはアンテナが繋がっていないような感じの静かさです。

PREAMP:OFF→AMP1(+10dB)→AMP2(+20dB)と2回繰り返しての撮影です。

http://youtu.be/buj_1YgyioQ

動画のようにだいぶ良い状態になり、アンプを最大に入れてもSメーターは振れません。

これ以外のノイズ対策(こちらから出す恐れのあるノイズの防止も含めて)は、本日現在で以下の写真のように施しています。

以前の記事にアップした内容と異なる部分もあります。


まずは給電点直下にFT240-43材の2連によりコモンモード対策。

Imgp1920


次の写真はアンテナチューナと無線機間です。FT240-61材(W1JR巻き)

Imgp1921


無線機と給電点の中間地点には以下のフィルター。

Imgp1931


AC電源周りです。

Imgp1923

DCライン。

Imgp1922

無線機と人工グランド装置の接続状況です。

Imgp1933_2


これらがメインのノイズ対策状況で、これ以外にもマイク、ヘッドフォン、電鍵にはコモンモード対策をしてあります。

コネクター数を多くしたり、フィルターの挿入を誤ると送受信に悪影響が出るそうですが、特に問題はありません。

コネクター中継数の多さはHF帯では経験上は無視できるものと考えています。