記事アップが遅くなり申し訳ありません。
と言ってもたいした内容じゃないので、更に申し訳ありません(笑)
今回はUSBから派生したノイズ対策について書いてみたいと思います。
対策前
対策後
ここまでが前回(SDR受信機まわり調整のまとめ(その3 USB関連④))までの経過です。
ここまででも劇的な変化を遂げたのですが、ノイズがまだ少し残っていたのであれやこれやともがいていました。
そんな最中、パソコンの場所とか電源ケーブルの引き回しとかかなと思いつつ、色々移動させたりしていたら・・・・・・・
あれ? 消えた??
確かに一瞬消えた気がしました。
なんとパソコンの裏面の金属部分に手のひらを着けるとノイズが消えるではないですか(笑)
なるほど筐体アースか!
ということで早速対策してみました。
これまたたいした対策じゃないんですが。
上の2枚の画像はパソコンの裏面です。 青い線はボンディング用の太めのワイヤーで、銀色のテープでパソコンの導通部分(ネジ頭部分)にペタッと。
問題はこの先をどこに落とすかですね。
結果、無線機や周辺機器のマイナス側だったらどこでもノイズが消えることがわかりました。
その中でも一番効果的だったのが、無線機に接続している外部プリアンプのグランド側への接続でした。(何でここなんだろう???)
まあ、何故かはわかりませんがここが一番良かったので、迷わずここにグランド。
やはりここもしっかりと密着させることが肝のようで、ちょっと緩むと少しだけノイズが立ちます。(パソコン側も同様)
この段階で殆どノイズが見えなくなりました。
そしてもう一個発見。
パソコン、モニター(2台)、それと無線機につながるACラインフィルターの筐体についてもグランドしてやりました。
そうすると今度はノイズフロアが下がりました。
パソコン、モニター2台の計3つのプラグのグランド端子を一点にまとめて・・・・・・・・
更に避雷用プラグのアース端子と合流させ・・・・・(緑色のラインが上の画像のグランド端子とつながっているグランドライン)
これを建物鉄筋に落としてやりました。
上の画像の青い線は下の写真の青い線と同一ラインです。
上の画像の赤い線は、無線機のACラインフィルター筐体のグランド端子からのびています(下の画像の右下の金色の線からの延長です)
ちなみに上の連装コイルもこの自作フィルターに繋がっています。
もう何年もお世話になっていて、我が家の送受信ノイズ対策には無くてはならないアイテムです。(U字形の引き回しになっているのがちょっとNG)
そして、最終的にはこのようになりました。
画面のピンクとか黄色の線はノイズではありません(カーソルです)
数枚上の画像、第一回目の対策後のノイズフロアがだいたい-142dbmと表示されていますが、上の画像は-146dbmくらいになっています。
理論的な説明が出来ず、毎回面白味のない記事なんだろうと反省していますが、何かの参考にしていただければ幸いです。
これで他の諸先輩方のブログのように数式だとかを交えて説明できればカッコいいのにね(笑)
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