気づいた事があれば順次アップしたいと思いますが、とりあえずSDR受信機関連の調整について落ち着きましたので備忘録的にメモしておきます。
長くなりそうなので、今回は機器についてのみにして、実際の作業で分かった事や感じたことなどは次回に譲ります。
1 SoFT66とLP-PAN2の使用感
どちらも使い心地が良いです。価格的にはLP-PAN2が数倍以上(輸送料や課税もあり)ですが、それを考えるとSoFT66は大健闘というか、素晴らしい受信機だと思います。では、LP-PAN2どうなの?となりますと、私の環境では①数KHz離れた場所に出ていたイメージ信号が出なくなった。 ②CWSkimmerを経由してLogger32上に表示される信号がとても多くなった。 ③より弱い信号でもCWSkimmerが認識するようになった。 このようなところが私なりに感じているLP-PAN2導入のメリットです。デメリットは、①本体価格が高い。 ②サウンドカードなど音声周りの充実も図りたくなるためにやはりコストがかかる。 ③電源が別途必要(13.8Vで可)・・・・・・このようなところでしょうか。
2 サウンドカード
サウンドカードは低ノイズのものが勧められていまして、XONAR U5かU7をはじめとして幾つかがピックアップされています。(詳しくはLP-PANホームページをご覧ください) 私はSoFT66導入と同時にXONAR DGXを後付けオンボードしましたが、より低ノイズのものをということで、今回は外付けのXONAR U7を導入しました。これは大正解だったと思っています。ノイズフロアは同一条件で測定してみましたが、オンボードカード、XONAR DGXと比べると大幅に低くなりました。おおよその値ですがオンボードが-115dbm、DGXが-125dbmであるのに対して、U7は軽く-155dbmを達成します。これらはSDR受信ソフトでの測定ですのでいい加減な値ではあるのですが、いずれにしてもこれだけ明確な差があります。
3 USBケーブル
U7とPCは一本のUSBケーブルだけでつながっていますので、つまりはLP-PAN2→U7→PC→SDR受信ソフトという流れの中にあって、重要な伝送路になるわけです。USBケーブルも上を見ればキリがなくて1メートルで10万円以上するものもあるようです。(無論、買いませんし買えません(笑)) 今回は一生モノというつもりで、60センチで8000円程度もする私にとっては非常に高価なオーディオ用のUSBケーブルを導入してみました。これも私にとってはメリットがありました。 ①ノイズフロアが下がった。 ②見た目にも画像ノイズが少なくなった。 このようなメリットがありました。 一番びっくりしたのは、他のUSBケーブルではWindowsオーディオレベル設定が50/100程度でしたが、上記のオーディオ専用USBケーブルに代えるとこのレベルのままではSDR受信ソフトの画面が飽和してしまいます。概ね20/100が適切なレベルとなりましたので、大きな違いがあります。素人判断で、それだけ伝送し易くなった?などと勝手な想像をしています。
4 オーディオケーブル
これはJVCが発売しているオーディオ用Yケーブルを導入しましたが、最近になって1000円ちょっとするJVC製の中でもHi-Fi用と銘打っているモノに交換しました。この交換も正解で、特に私の環境ではCWSkimmerの映像が濃く映るようになったのですが、気のせいだよと笑われそうですね(笑)
5 電源
LP-PANのホームページの絵にリグから取る様子が出ていたため、根拠も不明のままそうしようということに。回り込み等の不具合など特段の不具合はありません。
機器まわりはこのようなところです。
次回はノイズ対策とか、気づいたこと感じたことをメモってみたいと思います。
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