今年もバッタの原っぱの「バッタまつり」の季節がやってきました。バッタの原っぱは子ども達と自然とのふれあいの場として公園の一角をバッタの生息する草地として維持しているもので、地域住民としてのボランティア活動です。
9月20日土曜日午前9時、スタッフ集合し、立ち入り禁止にしている区画のロープをはずし、いよいよ原っぱびらきです。なぜ原っぱを閉じているかというと、幼虫期のバッタを守り、繁殖活動があるていどできるようにとの措置です。ただし、一部はバッタの逃げ込み場所のため、立ち入り禁止を継続します。
10時からバッタまつり開始、きょうは主催行事で会員の方のみですが、スタッフをあわせて30人がにぎやかにバッタ採りからはじめました。そしてバッタを見分け、続いてジャンプ大会。バッタを種類別にジャンプさせて距離や滞空時間(トノサマバッタ)を競います。
今回の最高記録はショウリョウバッタ♂9.37m、♀2.6m、オンブバッタ♂75cm、トノサマバッタ♂4.51秒、♀5.79秒、クルマバッタモドキ♂8.95m、♀4.9m、マダラバッタ♂3.85m、♀9.6mでした。
今年の秋は届けが来ているだけで、学校・団体あわせて6団体が利用します。うち小学校が4校、大阪市内からも来ます。届けがないグループもあるようですから、家族連れもあわせると1000人以上の子ども達が利用すると思われます。こんな小さな原っぱが子ども達を喜ばせることができるのならなによりですが、本当はもっと大きな原っぱを子どもたちに提供したいと思います。
ところで、長年愛用してきたデジカメFinePixA303が壊れてしまいました。フィルムカメラに比べると早いように思いますが、このカメラで3000mのアルプスや南の島、北の大地にもいったので少し感慨があります。写真はラストの1枚、バッタの原っぱでみんながバッタを採っているところです。