自然のまま 気の向くまま・・・

田んぼの虫や 畑の生きもの。
 いのち って みんなつながってるんだなぁ・・・

たのしい のうぎょう

2010年03月12日 | のうぎょう
今年から自然栽培で稲づくりをする、ということで、お米がとれるまでを記録していきたいと思います。

専門用語もわからない、まったくの初心者農家ですが、こころのこもったお米や野菜が

出来たらいいなぁと思っています。



お 米 づ く り(種籾編)

春は、とにかく田んぼを乾燥させる、という作業をします
岩木山をバックに、まだ雪の残る寒さの中、夫は汗と鼻水をたらしながら溝を掘っています




今日は種籾を、塩水選して消毒する作業をしました
塩水で浮いた種籾を取り除きます



通常は薬品で消毒しますが、自然栽培は酢を使います

こころなしか、たねもみも気持ち良さそう・・・・

                    


昨日、津軽ENプロジェクトの木村さんから頂いた、自然栽培米を食べてみました

ん?味が違う!!おかずがいらなくて、なんだかお米だけで満足だね・・・・

昔の人が、おにぎりだけで朝から晩まで働けるというのも、なんだかわかる気がします

以前、生命農法の高橋さんと、食と命のネットワークの山本さんとお話した時、今の食べ物には栄養が少ない

というようなことを言っていましたし、自然農の福岡正信さんの本にも「今の人は霞を食べている」と書いていました。

今朝テレビで見た、佐藤初女さんも「食べることは命をいただくこと」だと食べるものの大切さを言ってました。

初女さんはNHK東北ふるさと賞ということで、テレビで取り上げられていたようです。

心が辛くなった人が訪れるという「森のイスキア」では、初女さん達が季節の食材を使った料理で

もてなしてくれるそうです。そして、傷ついた心を開くように、寄り添って話を聴いてくれるそうです。

初女さんのにぎった「おにぎり」を食べて、自殺を思い留まった人もいたということで、わたしは

前に講演を聞きに行ったことがあります。一緒にいるだけで、母性を感じる癒しの人です。不覚にも寝そうに

なってしまいましたがとてもよいお話が聞けて、とってもよい空間を味わいました。

これからも、自然と向き合って、たのしいのうぎょうを究めていきたいと思います。

「大事なものは 見えない」という木村秋則さんの言葉を噛み締めながら・・・・・・

           <木村さん・・・歯ないけどね




コメント (2)
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