自然のまま 気の向くまま・・・

田んぼの虫や 畑の生きもの。
 いのち って みんなつながってるんだなぁ・・・

いのちの林檎 上映会

2011年04月03日 | 日記
きのうは自主制作の映画『いのちの林檎』を観てきました 




微力ながら、わたしもお手伝いさせていただいたのですが、様々な方面からも
お手伝いしてくださる方が駆けつけていました。

  

当初は3月12日を予定していたのですが、地震の為 延期となりました。それでも、キャンセルは
ほとんどなく、たくさんの人が観に来てくれていました。

この映画は、化学物質過敏症の早苗さんと木村秋則さんの林檎の出逢いのドキュメンタリー映画です。
化学物質過敏症を理解して欲しいという趣旨なので、映画とあわせて情報交換会もありました。

 
監督の藤澤さんとプロデューサーの馬場さん。

撮影での事をお話していく中で、また過敏症の一面を知る事ができ、理解が深まりました。

 主催者は、食といのちのネットワーク代表の山本由美子さんです。


    
映画に出演の木村秋則さん や     環境保全研究所の山本久美子さん


無肥料無農薬で林檎を作っている福田秀貞さんが、意見交換会という形で参加してくださり、お客さんの
中からも意見が出ていました。

化学物質過敏症は、食べ物等だけでなく音や光、言葉にも過敏で反応してしまうということ。
そして 症状も それぞれで、頭痛や倦怠感、鼻血が出たり呼吸困難や腫れや かゆみ、花粉症や
アトピーとも併発したりと、病院では発見されにくく 周りの人の不理解から閉じこもりがちになる
そうです。
今までため込んでいた化学物質やストレスが、あふれ出して発症しているように思えます。

山本久美子さんは、化学物質過敏症で苦しんだ体験談や「自分の体が汚れていたと思ったけど、
ビーワンの商品との出会い等から、自分の心が汚れていたことに気づけました。いままでは人や
状況のせいにして生きてきたんだなぁと感じ、今あるもの出来ることに感謝できるようになって、
そこから良くなっていった」と言っていました。

映画の中の早苗さん親子は、とてもつらい状況の中でも ちょっとしたことに感謝していました。
わたし達が「ふつう」にできていることばかりなのですが・・・・。

農家の福田秀貞さんは、「誰も作らないから俺がやろうと思った。無肥料・無農薬の事を誰も理解して
くれなかったが、ゲルソン療法をしている人達や化学物質過敏症の人達の食べる物を作ってあげたい
と思って、頑張って来た。」と言い、木村秋則さんのやっている自然栽培の事を語ってくれました。

木村秋則さんも、ふたりの言っていることを本当だと感じる・・・と自らの体験と合わせて
お話してくれました。「林檎のお陰」「人のお陰」木村さんの一言一言に、何か心を惹きつける
オーラを感じます。

お金を稼ぐためにやっているのではなくて、すべての行動の中にお母さんのような愛の心があるのでは
ないか? そうしていく中で、人と人や物との出逢いがあり、気づきがあり、心がきれいになったら身
体までがきれいになっていったりということが起きている。今できる事をやっているのだ。
横にいる人の話を聞いてあげる、寄り添ってあげる・・・・そんな小さなことが、生きていく大きな励ま
しになるのだ。 それは、すぐにでも そして、ちょっとの気遣いでできることなのだ・・・・
そんな感じで、主催者の山本由美子さんは まとめていました。


きのうは、会場を空気清浄機や音などで浄化したせいか、とても気持ちの良い空間でした。
いつもの、ぼんやり感がでて話の内容をメモすることなく聞いていたので わたしの感じた
ままを書いてみました。なので、今回参加できなかった方は、ぜひ今度何かのイベントへ参加してみて
くださいね。




人気ブログランキングへ
あなたの思いやりのクリックが、わたしを救ってくれます 


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする