くまの自転車日記

景色のいい海辺でメシを食う。これ最高♪ ( ̄(工) ̄)ノ

腿の上側?or下側? ペダリングでの筋肉の使い方

2014-12-08 16:24:24 | ペダリング
ツーリングの帰り道、信号待ちでの何の気なしの会話から、あらららら~~~www

くまの「楽なペダリング稽古」では、一番伸び盛りのマリリンさんからの一言

「いつも腿の上側が疲れる」

ガビーーン…( ̄◇ ̄;)あはははは、、、

苦しいペダリング→楽なペダリングへの重大なポイントの一つ、

「筋肉の使い方」

この事をすっかり忘れてた…

腿の上側の筋肉、大腿四頭筋を使った走り方をしていると、すぐに疲れて楽なペダリングには「なりようがない」ww

スプリントやダッシュするには使えるけど、巡航や長距離、普段の走りには、腿の下側の筋肉を使わないと楽に走れない。


くまも乗り初めの頃、楽に走れなかった頃は腿の上側が疲れた。
楽に走れるようになってからは、腿の下側しか疲れない。
というか、腿の上側の筋肉を全く使ってないようにすら感じる。

そこで、走りながら腿を触って筋肉の動きを感じてみた。
尚、安全及び倫理上の観点から見ず知らずの他人の腿を触る事はオススメしない。

平地の巡航とゆるい登りで使っている腿の筋肉の[上側:下側]の比率は、何と[5:95]ぐらい。上側は殆ど使ってなかった。

上側をメインに使った走り方をしようと思っても、出来ないwww

ペダリング、大腿四頭筋、ハムストリングス、などのキーワードで調べても、筋肉の説明と、ハムストリングを使うと疲れにくいという事しか見当たらない。

大腿四頭筋走りから、ハムストリングス走りに切り替えるには如何したらいいのだろうか?


そこで、各々の筋肉の特徴や役割の知識を、くまのスーパー感ピューターにインプットした上で、実走しながら検証してみた。

と言うか、ハムストリングスって膝を曲げる方向の筋肉なのに、何でペダルを漕ぐのに使えているのか、理屈が訳分からんので其れも解明したかった。


実走すること15分、実にあっさりとわかった!
大腿四頭筋走りも出来るようになった!!


言葉で説明する前に、この図を見て頂こう。くま直筆の図である。

一目瞭然、もはや説明の言葉も要らないであろう。

えっ?何の絵だか分からないって?
うむ。やや前衛的な図となっているが故、その道の目ができていないと見えないのであろうか。

ではしょうがない、説明をしよう。

大雑把に言うと、大腿四頭筋走りとハムストリングス走りの違いは、動かしている関節の違いなのである。

大腿四頭筋走りは、大腿四頭筋で「膝の関節」を伸ばすことでペダルを回している。(緑の矢印)

方や、ハムストリングス走りは、ハムストリングスで『股関節』を伸ばすことでペダルを回しているのだ。(赤の矢印)
ハムストリングスは膝を曲げる事もするけど、股関節を伸ばす働きもあるのですな~♪
ちなみに、尻の筋肉=大臀筋もこの動きと連動、サポートしている。

クランクとペダルの動きは一定なので、一見二つの走り方の違いが分かりにくいけど、入力ポイント、身体の使い方、動いている筋肉は全然違うのである。

マリリンさん、ここです。
膝じゃなくて、股関節を伸ばすことでペダルを回して走ってみて下さい。

無意識でやっている行動を意識化して、其れを変えるというのは、箸の持ち方を変えるぐらい大変かも知れませんが、これ無くして楽なペダリングは無いと思いますので、ガンバ!

さあ、コレが分かったあなた、ブレイクスルーして楽なペダリングの世界へ いらっしゃ~い♪(桂三枝風)


はい?どうやって練習すればいいかって?

まずは、自分の腿を触って動いている筋肉を確認してみてね。
そして、動かす関節を意識しましょう。

良さげなエクササイズを思いついたら、稽古でやってみようかな。



※こんなブログのいい加減な情報を真に受けてケガや故障をしても、当局は一切関知しないからそのつもりで。成功を祈る。尚、この記事は自動的に消滅する、鴨。(スパイ大作戦風)