東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

テレビのCM

2018-11-21 10:34:35 | ノルウェー Norge
ノルウェーでテレビをつけていると
聞こえてくるのはもちろんノルウェー語がほとんどなのですが
アメリカやイギリスの番組も人気らしくしょっちゅうやっているので
チャンネルを回していると英語に当たる確率も割と高いです
それからご近所のスウェーデンやデンマークの番組も珍しくありません

当然のことながら日本語はまず聞こえてこないんですけれど
最近よく流れている携帯電話会社大手のCMがなんと
坂本九さんの「上を向いて歩こう」のオリジナルを使っているんです!



わたしが生まれる前の古い歌ですし
別に思い出の曲でも何でもないんですけれど
やっぱり日本の歌を日本語で聞くとやたらと嬉しい気持ちになります

「スキヤキ」として海外でも有名なこの曲
👉Sukiyaki (Ue o Muite Arukou) - Kyu Sakamoto

相方に聞くともちろん知ってるとのこと
でも原題も歌詞も「スキヤキ」の意味も何も知らなかった…

そんな相方がある時テレビを見ていて

「ジンマイタイってなんていう意味?」

とわたしに聞いてきました

え?何それ
中国語じゃないの?
どこから持ってきたの?

するとなんと日本車のテレビコマーシャルだというではないですか
なぜ日本車のCMで中国語?

メーカーはマツダでした

マツダ…マツダ…
何か思い出せそうな気がする

そうだ!
マツダのキャッチコピー

「人馬一体」



その後
注意深く何度もコマーシャルを見聞きしたのですが
どうしても3音節の「ジン・マイ・タイ」にしか聞こえない
(CMは全編ノルウェー語なのでこのフレーズもノルウェー人が言っていると思われる)

残念…

残念といえば
同じく日本車のコマーシャルで車種名がアルファベットの場合も
かなりヘンテコに聞こえます

たとえばトヨタのSUV車のC-HR
「シー・エイチ・アール」ではなく
ノルウェー語のアルファベット読みで「セー・ホー・アル」

ちなみに相方の車はトヨタのハイラックス(Hilux)ですが
彼はそれを「ヒールックス」と呼びます

うーん
やっぱりちょっと残念…



いろいろな働き方

2018-09-18 23:47:15 | ノルウェー Norge
ノルウェーに引っ越して早々
ここの人々の働き方はなかなかのカルチャーショックでした

5Sの存在しない(ように見える)事務所
ものすごく効率の悪い(ように見える)業務フロー
上司部下、先輩後輩、年長年少のいずれの上下関係もない(ように見える)対人関係
(※ 敬語を使わないしファーストネームで呼び合うのでそう見えるのかも)
従業員のプライベートの優先度の高さ

日本の会社でのサラリーマン生活が長かったので
初めのうちはその適当さというかいい加減さというか
いろんなことがきちんとしていないことに違和感を覚えていましたが

今ではかなり慣れて
そのフレキシブルさ(?)に甘えてラクをするようになりました
(もう日本では働けなさそうで怖い…)

逆に
正規雇用でも「毎日7.5時間×週5日」以外のボリュームで働くことが
それほどめずらしくないというのは
日本でも普及したらいいのになーと思います

たとえば語学学校に通っていた時も
とあるすごく太っている先生が
就業時間を80%に減らして朝遅く出勤することになったのですが

その理由が

「腰が悪くて、毎日1時間ウォーキングしなさいと医者に言われたため」


(腰痛に効くトレイルウォーク)

1時間ウォーキングしてシャワー浴びて…
うーん、そうね
出勤時間を1時間半遅らせればいいわね!

という選択肢がサラッと選べるわけです



ところで
わたしは人里離れた田舎で暮らしている都合上
町での週1回のアルバイトのほかは
自宅でできる仕事しかしていないひきこもりなのですが

最寄りのご近所さん(自宅から5km)が副業でやっている不定期オープンのカフェに
ちょいちょい手伝いに呼ばれたりします



ほんの数時間でもきっちり時給を支払ってくれるんですけれど
最初のうちは仕事があまりに少なくて恐縮していました

「わたしがいなくてもじゅうぶん人足りてたじゃないですか」

と後で言うと

「でもあなたがいてくれると1人あたりの作業が減って
みんながちょっとずつラクになるからいいのよ」

となんとも意外な返事

最低の人数で目一杯働くより
ゆとりをもたせて疲れすぎないようにする方を選ぶって
なんだか良い選択だなあ、と
目からウロコが落ちる思いでした


(カフェで出す軽食のデコレーション用の野菜と花はまた別のご近所の庭から調達)




(地元の人たちに大人気のサワークリームのおかゆ)

ご近所さんはみんな親切でいい人ばかりだし
なんといっても遠くまで交通費をかけて出かけなくて済むので
ローカルで仕事ができるのはすごくありがたいです



知り合いをちょっと手伝うことがお金になったり
ハンドクラフトを売ったり
それから食べ物を販売したり
日本にいたときには想像もしなかったいろいろな働き方があって新鮮です

ノルウェー観光案内

2018-08-03 13:26:29 | ノルウェー Norge
真夏の日本から戻ると
オスロはなんだかもう秋のような空…



ふだんは一時帰国のあとは用心深く休息を取ることにしていますが
今回はいつもと違ってそのままノルウェー観光案内開始です

成田から一緒に来た母と
ヘルシンキで無事落ち合えた母の兄と弟夫婦
68歳から80歳までのシニア4名と6泊7日を一緒に過ごし
最後はまたオスロ空港まで送る予定

とはいっても
わたしはもともとノルウェー国内をほとんど観光していないので
案内というより一緒になって観光旅行というほうが正しいかも

旅の前半は地元周辺を回ったので
鉄道の車窓からヘラジカを見たり
車移動でフェリーを何度も使ったりして
ノルウェーらしい大自然満喫コース



Trollstigen(日本語ではトロルの小径?トロルのはしご?)は
写真ではスケールが伝わりませんがなかなかの壮観

親戚の1人(80歳・アメリカ在住経験有り)も
「ここに比べたらグランドキャニオンなんかなんてことあらへん」
と感激しきり
(※母方の親戚はみんな関西在住)

ユネスコ世界遺産のガイランゲルフィヨルドでは
あいにく晴天とはいきませんでしたが
曇り空の合間にときどき晴れ間もあってまずます



なんといってもクルーズ船のオーディオガイドに日本語のチャンネルがあり
景色にまつわる詳しい説明や逸話が聞けてとっても良かったです



わりと小型の船だったので滝にも大接近

一方、旅程の終盤オスロでは
信じられないくらいの強い日差しと暑さ

帽子を持ってこなかった母は
折り畳み傘(雨天用)をずっと日よけにさして歩く羽目に

それにしてもタフなシニア御一行様



大聖堂が開く朝10時から市内見物を始めて



ノーベル平和賞の授賞式が行われるシティホールから
近隣のノーベルピースセンターへ向かい
午後1時半の衛兵の交代式を見るべく王宮へ移動



ベーカリーでテイクアウトしたサンドイッチで軽くランチを済ませた後
夕方までヴィーゲラン公園をくまなく散策し
最後にオペラハウスの屋根の1番高いところまで登って
ようやく夕食にしようという話になったときには
スマートフォンの万歩計が17,000を超えていました

見るところがたくさんある都市部の観光って体力勝負ですね


(翌日行ったヴァイキング博物館も思ったより良かった)

海外のパソコンで困ること

2018-04-28 02:02:09 | ノルウェー Norge
イライラします…

いえ、ここのパソコンに日本語キーボードがないこととか
画面表示が英語にすら切り変えられず
目当てのファンクションを探すのに時間がかかることとかは
もう仕方がないと諦めていますが
(早くiMacを買いたい)

Excelのコマンドがノルウェー語ってどういうこと?

たとえばですね
vlookup と入力してもエラーになるばかりで
正解は finn.rad (英語にするとfind line)

文字列をつなぐ concatenate が使えず
探し回ったあげくに見つけた答えは kjede.sammen (chain together)

おまけに計算式中のカンマは
代わりにセミコロンを使わないとこれまたエラー

なぜ…
どうしてオリジナルルール?
こんなの万国共通でいいんじゃないの?

今日もごくかんたんなフォームを作っていて
セル内改行の char(10) がどうしても機能せず
ものすごくイライラしながらも諦めきれずネットで調べまくっていたら
とうとう素晴らしいサイトを発見!

その名も「エクセル機能名翻訳サイト」



主にヨーロッパですが14言語に対応しています

char はなんと tegnkode でした
(tegn はサインとかシンボルとか描くとかで、kode はコード)
わかるかそんなもの!

海外在住で現地の言語にしか対応していないパソコンをお使いのアナタ
Excel操作で困ったら是非参考にしてみてください
(そんな人あまりいないと思いますが)



イライラするとつい甘いものがほしくなるのも
困ることのひとつかも…

コメディ番組 MATCH

2018-03-18 23:14:54 | ノルウェー Norge
大ヒットしたドラマ「SKAM」が終わって以来
ノルウェーのテレビ番組は積極的に見ていなかったのですが
最近また少しはまっている番組があります

タイトルは「MATCH」



まるでサッカーか何かの試合が始まりそうなスタート
テンションの高いコメンテーターが2人で
その日のストーリーのさわりを説明します

そう、この番組はドラマ仕立て
主人公はどこにでもいそうな20代の男性
毎回ちょっとした問題が生じて
それをなんとかしようと奮闘します

その一部始終を常に見守り応援しながら
熱くレポートするコメンテーターたち
彼らはいつも主人公のすぐそばにいるのですが
誰の目にも見えていません


(エピソード6 Sex i sorgen)

それにしても毎度のことながら
下ネタの多さについ笑ってしまいます


(エピソード8 Badetisse)

シーズン1のラストエピソードは "Ikke bry seg om eksen"
彼女とデート中に元カノとバッタリ
とっさに「昔の職場の同僚」と彼女に嘘をつくのですがそれがバレて
怒った彼女は行ってしまう…という残念なエンディング

シーズン2は早ければ今秋オンエアらしい
待ち遠しいわあー

オリンピックとチェス

2018-02-14 20:53:59 | ノルウェー Norge
オリンピックの真っ最中
お家芸のクロスカントリーをはじめ多くの種目で
すでにメダルを11個も獲得しているノルウェー

そうです
ここではオリンピックといえばそれは冬季オリンピック
牛乳のパッケージもオリンピック一色



もちろんテレビ中継も充実しています

そんななか5日間にわたって
オリンピックに負けず劣らず盛り上がっていたのがチェスの中継

現在のチェスの世界王者がノルウェー人なので
ノルウェーではチェスがとても人気なのです

オリンピック期間にかぶって9日から13日まで行われていた
フィッシャー・ランダム・チェスの対戦は
くだんの世界王者マグヌス・カールソン VS ヒカル・ナカムラ

ん?なかむら?日本人⁉︎と一瞬びっくりしましたが
彼はアメリカ国籍の凄腕チェスプレーヤーだそうです
どうりで聞いたことがないはずだわ…

ピョンチャンが真夜中になる午後4時半から
国営放送のNRKがコマーシャルなしで9時半頃まで生中継

最初の一手は著名人が駒を動かすという
野球の始球式のようなセレモニーがあるのですが
なんとノルウェー首相が登場する一幕もあり
チェスの人気ぶりをうかがわせます



チェスの中継というと
日本の将棋のように静かな番組かと思いきや
解説者やゲストがひっきりなしにしゃべり詰めでかなりうるさいです

しかも何度も繰り返し聞く「ナカムラ」の発音が変で
気になって仕方がありません

Rの発音がとても強いノルウェー人
Nakamura を字面に忠実に読むと「ナッカムゥラ」になってしまうようです
(「ラ」は軽く巻き舌気味)
ちなみにファーストネームで呼ぶときは「ヒッカゥル」
どっちも変

ところでチェスは報道などのカテゴリーとしては「スポーツ」です
それもわたしにとってはすごく変



カーリングのピンクのハートのパンツもね…
変さ加減ではいい勝負ですけどね…

トム・クルーズ in Norway

2017-11-10 00:46:30 | ノルウェー Norge
何気なくテレビを見ていたら
「ミッション・インポッシブル 6」の撮影で
トム・クルーズがノルウェーの断崖絶壁を登ったとのニュースが!


(画像はNRKのウェブサイトより)

スタントマンを使わないことで有名なトム・クルーズ
このたびも危険なシーンに自身で挑戦したのだそうです



観光地としても有名なこの場所はフィヨルドで
水面から約600mの辺りにトム様がいる様子

ノルウェーは北欧の中でも
いろいろな意味でマイナー度ナンバーワンだと思いますが
ときどきハリウッド映画のロケ地になったりしているんですよね

昔の「スターウォーズ 帝国の逆襲」の
氷と雪の惑星のシーンとか
「ライラの冒険」のスヴァールバルとか

トム・クルーズのミッション・インポッシブルシリーズは
確か3作目くらいまでしか観た記憶がなくて
次回作が6作目ってちょっとビックリ

ノルウェーロケのシーンが見てみたいので
こんど一時帰国したらTSUTAYAで4作目と5作目を観て
本作が公開されたら忘れず観に行かなければ!



教育テレビ

2017-11-06 13:16:49 | ノルウェー Norge
こども向けのテレビチャンネルには
ノルウェー語の試験前ずいぶんとお世話になりました
今でもときどき見ています

中でも
日本でいうところのNHK教育テレビのような
NRK3 というチャンネル

以前から
コンテンツ厚いなーと思っていましたが
少し前に保健体育の授業のようなシリーズをたまたま見かけて
あまりの大胆さにのけぞりつつ
目が離せず最後まで見てしまいました

番組名は Newton
科学番組っぽい響きのとおり
ちょっとした不思議や疑問について
実験したり検証したり

わたしがのけぞったのは8回にわたるシリーズもので
第二次性徴について
男の子と女の子の身体の変化ひとつひとつを丁寧に説明




(画像はNRKのHPより)

ホルモン、体毛、変声、月経
生殖器の役割と赤ちゃんができるしくみ

とまあ、字面で見るとなんてことないようですが
いかんせんハダカが多い

アナウンサーが喋っているのはジムのロッカーのような場所で
周りにはシャワーを浴びたり着替えたりしている人が常にウロウロ
オシリとか普通に丸見えです

で、アナウンサーがそばを通りかかった人のタオルをおもむろにむしり取って

「これがおっぱい」

と指差したかと思うと
マジックで乳腺やら血管やらを肌のうえに描きながら
その機能などを説明します

大きさや形が人それぞれであることの説明には
たくさんの写真が次々に映し出され
それは下半身についても同様

モザイクなどいっさいナシ
ひたすらリアルなハダカがこれでもかと繰り出されます

もうそのうち
ハダカなんてどうでもよくなるというか
ん?ここインターナショナルな銭湯?みたいな
ハダカを見ることが当たり前な気持ちになってきます

そこまで徹底されると
もうエロさは微塵もなくて
いっそ美術館の古代ローマの彫像を見ているような清々しさ

後で聞いたのですが
このプログラムを作るにあたっては
いろいろと苦労もあったようです

でもこんなふうに
子供に身体や性についての知識を
真正面から本気で教えようとする姿勢
日本でも真似して欲しいなと思いました

3度目のオスロ

2017-09-28 11:49:10 | ノルウェー Norge
自宅が空港から北方向にうんと離れた場所にあるので
空港から少し南下した場所に位置するオスロの市街地には
ほとんど行く機会がありません

移住した際に大使館に書類を受け取りに一度行ったのと
半日だけ観光したことがあるだけで
オスロのことは全く知らないと言っても過言ではないレベル

それがひょんなことから
二泊三日の小トリップに行くことに!

最寄りの駅まで車で1時間ちょっと
そこからオスロまでは一番早い電車で5時間かかります

途中、標高1000m前後の場所を通るのですが



早くも一面真っ白
寒そう…

でもオスロに着くと思ったより暖かくて
ちょっと拍子抜け

待ち合わせたノルウェー旅行中の日本人の女の子と一緒に
国立美術館で数々の名画を見たり



博物館めぐりをしたり


(人類で初めて南極に到達したアムンゼンの船)

地元では滅多にしないカフェランチをしたり



たまたま開催していたフードマーケットで
ノルウェー物産を味見したり





トラムやバスの乗り方にもずいぶん慣れました



ちなみに往復の電車の切符は事前にインターネットで予約したのですが
この金額が一律ではなく
日にちや時間帯によって300krくらいから1000krと幅があります
どうやら航空チケットと同じように
早く買えば安いチケットが手に入る様子

今回は旅行の5日前に買ったので
一番都合の良い時間帯で最安値のチケットは売り切れ

散々調べたあげく
往きは最短(5時間5分)だけど499krのチケット
帰りは299krと安いけれど乗り換えがあり1時間余分にかかるチケットにしました

座席指定料は無料なので一応取っておこうとしたら
帰りのオスロードンボス間が全席自由席となっていて
しかも「代替輸送」の文字が小さく書かれていたんですよね
ふーん、定期運行の特急列車じゃないのかな、と
この時は深く考えずにいたのですが…

いざ帰る時間になり指定の「19番ホーム」へ行くと
実際には19番のプラットフォーム(駅の一番端)の反対側に
「代替バス乗り場」がズラリ
えー!バス?バスで5時間?

でも乗ってみると快適な高速バスでそんなに混んでもいなくて
運転手さんが目的地のドンボス駅への道順を知らずに
乗客に教えてもらってようやくたどり着いたことを除けば
全く問題ありませんでした


(次々にドンボスに到着する高速バス)


(ドンボス駅 標高659.3m)

残り1時間は電車の指定席



ドンボスの先、標高がもっと高くなるヤルキンとコングスヴォルの間は
野生のモスクスの生息地で有名で
以前車で通った時も見たことがあるのですが
今回もいました、モスクス


(画像はWikipediaから拝借)

隣の席の人に「モスクス見たことあります?」と聞いてみたら
この路線に乗っていた時に一度見たとのこと

もしもオスロからトロンハイム行きの電車に乗る機会があれば
ぜひ西側の窓側の座席指定をオススメします

新しいお札と夏休みの給料

2017-07-16 20:37:02 | ノルウェー Norge
ずいぶん前から新しいお札に変わると聞いてはいましたが
最近急にその新しいお札を受け取る機会が増えてきました

ただし100krと200krのみ
なぜか50k・500kr・1000krはまだ一度も見ていません

どうやら一斉リリースではないらしい
スケジュールもけっこうアバウトな感じ

それにしても前衛的なデザイン!


(もちろん上が新デザイン)

ユーロみたいとか
おもちゃみたいとか
みんな言っています

ちなみに魚はサーモンではなくタラ
個人的にはサーモンの方が格好良かったのでは…と思いますが
ノルウェーにとってはタラはとっても大事な魚みたいだからなー

お金の話ついでにもうひとつ最近知ったこと

ここでは一般的なハイシーズンは6月20日すぎから8月20日すぎで
学校は2ヶ月間の夏休み
職場ではだいたい4〜5週間の休暇を取るのが普通です

わたしの知る限り
なるべく早い時期に休みを取りたがる人が多く
7月初旬はトップシーズン

そして今くらいの時期
ちょうど休暇を満喫している間に
feriepenger(休暇給与)なるものが振り込まれるというありがたい仕組みがあります

これはボーナスではなく
昨年の給与から毎月一定の割合を天引きして貯めておいたものが
翌年の夏に振り込まれるというもので
いわば1年前の自分からの贈り物

年棒契約の偉い人以外は
フルタイム勤務の社員でも時間給制なので
たとえ一切残業をしなかったとしても
毎月のお給料はキッチリ出勤日数に比例します

4週間休めばまるまる1ヶ月分お給料が出ないわけで
それはさぞかし困るだろうと考案されたに違いないシステム
なかなか便利ですね

わたしのようにパートタイムでほんの少ししか働いていなくても
お給料のほかに臨時の振り込みがあると
なんとなくお得な気分

ところで最近ようやく(?)
いかにして日本にへそくりを作るかについて
いろいろと考えをめぐらせています

ノルウェーでノルウェークローネのへそくりは作れても
それを日本円にして日本の口座に入れたいとなると
けっこう難しい…

むむむ
夢でお告げでもあったらなあ


(羊に聞いても答えてくれないし)



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