東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

98%

2008-07-25 22:54:19 | 息子 my son
今日、夕飯を食べながら息子がニコニコして言いました
「ねえねえ、ぼく田舎とか山梨とか行くことについて、
 今のところ98%なんだけど…」
え?ついこの間まで嫌だとか絶対反対だとか言っていたのに
いきなりほぼ賛成!?

「明日のお祭りの福引で1等か2等が出たら逆転してもいいよ」

なーんだ
98%賛成じゃなくて98%反対なわけね

「それにしても2%の賛成理由は何よ?」とたずねると
「水がきれいで美味しいんだったらペットボトルの水を買わなくてすむから
そうしたらエコだから」
ハア、そうですか。

学校で東京ガスの出張授業を受けてからというもの
やたらとエコにうるさい息子
スーパーへ行けば「おかあさん、マイバッグ持った?」
台所でにんじんを切ろうとしたら
「ヘタはぎりぎりを切ってゴミは少なくね」
小姑みたい…

「しかし、きみの大好きなエコでたった2%とはみみちいねえ
 そんなことより空気が綺麗だから喘息が良くなる、っていうのはどう?
 すごーく重要だと思うけど」
「うーん、1%」
「それじゃあ晴れた日には毎日満点の星空が見られるっていうのは?」
「1%」
「あのねえ、おかあさんは子供の頃田舎で暮らして
 本当によかったと思うのよ
 自然がたくさんあって人とまっすぐ向き合える環境というのは
 大事なの
 この母の経験からくる説得力にあふれた意見はどう?」
「おかあさんの経験は0.5%」
「なにそれ…あっ、犬を飼えるかもしれないよ」
「ええっ!それは5%!」
それでもやっと10%か
先は長い…

それでもやみくもに嫌がるところから一歩前進?かな

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