東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

森の仲間たち

2020-02-14 10:44:46 | ノルウェーの動物 dyr
こうも景色が雪一面になると
写真に撮れるものといったら木々か空か
あとは雪上の動物の足跡くらい


(ゆっくり移動するウサギ)


(走っているウサギ)

それにしても目を見張るのは
走っている時のウサギの前足(ほとんど重なっている小さい点)と
後ろ足(横に並んだ2つの足跡)の着地点の間の広さ
しかも上り坂でそれが顕著です

相方によると
ウサギはゆるい上り坂で平地よりもスピードを増して走れるらしく
天敵はこれに追いつけないのだそう

シカの足跡も
どんなに見慣れてもいつも感心するのが
前足の通ったところを後ろ足がきれいになぞっている省エネ走行



雪がある程度積もっているときには
写真のようにひづめの後ろに小さな2つの丸いあとを見ることができます

ひづめよりうんと浅いこの丸ぽちに
はじめのうちは気づかなくて
進行方向を逆の向きに勘違いしていました

まあ
別にシカの行方を追っているわけじゃないからいいんですけどね…

ところで
うちの周囲には羊よけのために柵が張り巡らしてあります
南側と北側にゲートがあるんですが
冬の間は取り外してあるのでシカが入りたい放題



でも今年はなんと
開口部以外の場所から出たかったシカがいたようです



すごいチカラ…

直すのかと思いきや
ここも開閉できる簡易ゲートにして冬の間は開けておこうかと
相方は考えている様子

確かに直してもまた壊されるかもしれないから
それなら開けておいてあげるのもいい考えかも

そういうわけなので
これからも心おきなくうちの周りのいい草を食べて
(暖房のせいで雪の下に青い草が生えている)
春には元気な赤ちゃんを産んでください


(坂の上で振り返ってじっとこちらを見るシカ親子)

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