東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

7人の小人

2017-11-15 23:14:06 | ノルウェー山暮らし fjellgård
引っ越してきてすぐに
こちらの衣類の収納方式に軽くショックを受けました

あちこちの壁にフックが山ほどあって
なんでもかんでも引っ掛けてあります

玄関入るとジャケットやコートが壁一面にズラリ
滅多に使わないものも季節はずれのものも
一年中だしっぱなし
冬の必須アイテムニット帽や手袋も一緒に引っかかっている

バスルームは着替えをする場所なので
昼間は寝巻きがぶら下がり
寝巻きに着替えるとその日着ていた服がかわりにぶら下がる

ここまでは百歩譲ってよしとします

問題は
ここで着替えた服が全て
洗濯室へ運ばれることもクローゼットに戻されることもなく
ただひたすら洗濯を決行する日まで
あるいは次の出番までフックに引っかかりっぱなしということ

作業着、仕事に着ていく服、友人を訪ねる用のちょっといい服
それぞれインナー、アウター、ボトムスすべてが
フックに山盛り

加えて
防寒着にレインジャケットに膝当て付きのチェーンソー用ズボン
ついでに言うと長靴やブーツなどの履き物も
ところ狭しと置かれている


(ほんの一部です)

これではまるで
大人のグリム童話よろしく
7人のドワーフと暮らしているみたい
(実際にはわたしと相方の2人世帯)

原因は明白で

相方のお着替えルールがやや複雑なことと
相方の衣類洗濯頻度が極端に低いことと
乾かすためにつっている雪に濡れたアウターや靴や小物を
乾いてからも所定の位置に戻さないこと

ちなみに下着のたぐいも

1. 寝る時用
2. 普通用
3. 作業用

の3セットを用途によって着替えているので
着用していない2セット(しばしば洗濯待ちも含めたそれ以上のセット数)が
ぶら下がりまくっています

ここはバスルーム
いわばプライベート空間
基本的には家族しか入らないわけで
彼らの風習に文句のつけようもないんですけど

散らかりすぎて掃除がしにくいうえ
物が多すぎて落ち着かない

物にはそれぞれ所定の位置を決めて
使ったらそこに戻す、というのが
片付けの基本だと思うんですけど

この国には5Sはない(特に清潔と躾)

ため息を飲み込んで
空を見上げては気を紛らわせる冬の日
太陽の光が雲に映ってきれいだわ…



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