
変電機器「地産地消」へ-富士電機、タイ拠点でアジア拡販
今年度下期に稼働予定の富士電機パワーサプライの新工場
富士電機は、変電機器事業の「地産地消」を柱とした海外展開を加速する。
変圧器、開閉装置、配電盤などを幅広く手掛けられる同社の総合力を生かし、製造子会社「富士電機パワーサプライ」を有し、現地の変圧器メーカーへの資本参加を決めたタイを拠点にアジアでの拡販を図る。同事業の2015年度の海外売上高を12年度比約8割増の281億円とし、このうちアジア地域は電力向けを中心に同約2.1倍の231億円を目標に掲げる。
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チャイナ+1で、もう東南アジアへ大手メーカーは進出...中国への投資過熱時代は過ぎたようだ。