eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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PASの交流耐圧試験

2013年09月28日 | eつれづれ
第1柱高圧気中負荷開閉器のAC耐圧10,350V.10分間とSOG試験を実施。
左の検電器は音声+光りで「充電中デス」とお知らせするもの。右は普通のピーピー音と光がでるもの。

左、200A(VT.LA内蔵PAS)日本高圧電気、中、200A戸上電機、右400A(VT.LA内蔵PAS)戸上電機で、全て程なく終了。

400A(VT.LA内蔵PAS)の二次側充電電流値は4mA流れた...新品なので当然Igr電流は0近い1μA、殆どが交流透過のIc(対地静電容量成分電流)だけと判る。実際流れた4mA(ベクトル合成電流Io)にするには静電容量は0.00125μFに入力すると合致する←零相電圧検出器(ZPD)のコンデンサ容量!!。
エクセルの位相角89.99(90度)をみてもコンデンサの進みだけである。

耐圧試験10,350V.10分間、無事終了しましたOKです...根拠はどうなの??。