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中国国家統計局が19日発表した2015年の国内総生産(GDP)の速報値は物価変動の影響を除いた実質ベースで前年比6・9%増となり、天安門事件直後の1990年(3・9%増)以来、25年ぶりの低い伸びとなった。
伸び率は前年(7・3%増)に比べて0・4ポイント低下した。企業による設備投資やマンション建設の伸びが鈍化したためだ。
政府は成長率目標を「7%前後」としていたが、これを下回った。目標を下回るのは14年に続いて2年連続となる。政府は16年の成長率目標を6%台後半に引き下げ、これまでの高成長路線から安定成長への切り替えを進める見通しだ。
国家統計局の王保安局長は19日の記者会見で「6・9%の成長率は共産党と政府が定めた中高速の目標に符合している。16年も中国経済は安定的な成長を続けると信じている」と述べた。
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中国国内もとより世界でも発表された数値は誰も信用していない...実質4%程度の見方も。