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高圧気中負荷開閉器(VT.LA内蔵PAS)のVTの耐圧試験時は基本PAS単体で行えば良いだけ、関東はCVT、高圧ケーブルも一緒と言っていたが。
VCTは電力の財産、余計なものには印加しない。
先のリアクトル原理も精通しておく...結局、直流絶縁診断5kV程度で良い、VT を焼損させる循環(励磁)電流も流れない。
もっとも耐圧試験費も貰えないが...今までもセットが面倒なヶ所は手軽な直流でやっていた現実。
まだ工事中の屋上の現場。
キュービクル機器、高圧ケーブルの直流耐圧試験。
試験前後は必ず高圧絶縁抵抗測定(1,000Vメガー)を行う...事前に絶縁低下していたのでは元も子もない。まだシース開放状態なら、大地間も低圧絶縁抵抗測定すればベター。
キュービクルと高圧ケーブルは交流負荷開閉器(LBS)で分離シテ実施。
個別の漏洩電流、把握するため。
1.キュービクル機器一括/11,000V.10分間印加。
2.高圧ケーブル一括/20,700V.10分間印加(CVT38sq/150m)。
何れも漏洩電流1μA程度で電圧11kV.漏洩電流の変化は無し(データロガーにて確認)。
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仮設足場の階段を上り、屋上キュービクルでの交流耐圧試験準備のセットはシンドイ...しないよりはマシ程度の確認。