eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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てんこ盛の某、事業所の定期点検応援...工事の最終確認しなかった業者が一番NG、次は見逃した保安管理者がNGだったのか...。

2024年12月08日 | eつれづれ

2年前に太陽光発電パネルを設置、そのときマルチメーター、OCGR、RPR等のキュービクル内、追加改造をやった。

変流器(CT)を既存の下に別途追加した...なんと定期点検終了間際、今回気づいた。

二次側配線が外れており、この変流器(CT)出力は、あれから使っていなかったが高圧の電流はそのまま流れていた。

追加の変流器(CT)回路より配線していたので過電流継電器(OCR)も今まで通り正常動作していたので

まさかの坂。

 

太陽光発電の地絡過電圧継電器(OVGR)と逆電力継電器(RPR)試験。

エネセーバー(電動交流負荷開閉器(LBS))連動試験。

2台のエネセーバー用不足電圧継電器(UVR)試験。

エネセーバー連動試験、(株)双興電機製作所VR-300K使用。

試験は、他にPAS方向性SOG制御装置試験、漏電警報器動作試験、24時間絶縁監視装置メール発報試験、絶縁油酸価度試験等があった。

変流器(CT)二次側開放していたが、何故既存の変流器(CT)二次回線の改造をしなかったのか意味ワカラン。

素人の電気ヤ工事なのか変流器(CT)二次側は不使用時は常に短絡しておかなければ...教科書的には面倒なのでAI.ChatGPTに聞いてみた。

バインド線にて仮短絡し次年度の定期点検で丸端子.IV2sqで正規配線、そして外れていた線を辿り...

ダクト内に押し込まれているだろう線を撤去予定。

充電中、CTTを開放するとマズイ...今回の様なノッケから配線無しは、想定外?...焼損もしていない。

原発まで10㌔圏内だ...南相馬市は原町と言っていた...駅まで津波は到達被害があった。

現実は、相当な時間が経過していたが、今回気づいたので銅線にて短絡して何事もなく受電完了。

工事の最終確認しなかった業者が一番NG、次は見逃した保安管理者がNGだったのか...。

何れにしても何もなかったのが幸い教科書的には絶対、開放禁止だが。