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高圧ケーブル最小径選定は定格許容Aも大事だが短絡した時、如何に瞬時に遮断し切り離すかが鍵となる...。

2025年03月08日 | eつれづれ

電力会社より提示された事業所の三相短絡電流を入力。
耐えられる径は6.9sq→一般的には14sqの太さとなる。

12kAを入力すると33.5sqとなる。⑤の高圧ケーブル口径は短絡時許容電流のセルが変化するだけで最小口径サイズとは連動しない。
33.5sqは変圧器容量他を考慮していないものなので当然、定格負荷電流、電線コストも考えると該当する近傍の高圧ケーブルは38sqとなるが変圧器容量1900kVA例の場合、連続定格電流は172.5ATが流れる。
38sq電線の容電流は145A、1ランク上の60sqは195A≒200A(近傍)。
よって175A<200A短絡電流では38sq以上、変圧器負荷電流では60sq以上となる。高圧ケーブルコストを考えると100sqは採用は値せず、ここは60sqが妥当となる。
(高圧ケーブル80sqの市販は無い)




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