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ステンのパンチングメタルがあったので20φにカット、上げ底にし2つ置いてみる。
ポットのままでもOKなので土で水が汚れない...後は適宜、希釈したハイポネックスを入れてみる。
ハンゲショウは、日本、中国、朝鮮半島、台湾、ベトナム、インド、フィリピンなどに分布するドクダミ科ハンゲショウ属の多年草です。
日本では、北海道を除く本州から沖縄に分布しており、日当たりの良い湿地などで太い地下茎を伸ばして群生します。
古くから茶花として親しまれて来たハンゲショウですが、自生地は環境の変化などによって減少傾向にあり、東京や山形など一部地域で絶滅危惧Ⅰ類に分類されています。
ハンゲショウの花期は6月中旬~7月。
花期になると茎の頂部の葉の付け根から、花序を伸ばし小さな花を穂状に咲かせます。
花序の長さは10~20㎝程度で、多数の花が付きますが、花には花弁も萼片も無く観賞価値の高いものではありません。
▼ハンゲショウの花
葉は長さ10~15㎝程度の卵形で基部は心形になり、短い葉柄を持って互生します。
茎は分枝して草丈50~120㎝程度に成長します。
葉茎は傷がつくとドクダミのような匂いがします。
ハンゲショウの主な見どころは、この葉の花期の様子です。
花の咲く頃になると花穂のすぐ下の数枚の葉が、付け根の部分から先端にかけて白く変色します。
白い斑の面積はまちまちで、花が終わる頃には緑に戻ります。
群生している姿はとても風情があり、幻想的で美しいものです。
▼ハンゲショウの白い葉
日本に自生している野草だけあって、耐寒性、耐暑性共に高く強健な性質です。
冬には地上部を枯らせて宿根し、春に再び芽吹きます。
環境が合えば地下茎で非常によく増えます。
ハンゲショウの名前の由来
ハンゲショウを漢字で書くと「半夏生」または「半化粧」となります。
「半夏生」とは、夏至から11日目の7月2日を指し、その頃に花を咲かせることから半夏生と呼ばれています。
「半化粧」とは、花の咲く頃に葉の一部が白くなり、半分化粧をしたように見える事に由来しています。
ハンゲショウの葉が白くなる理由
花が咲く頃に葉が白くなり、花が終わると緑に戻る。
ハンゲショウの葉は不思議な性質をしています。
ハンゲショウの白い葉は、同科のドミダミの花の白い部分と同じ役割を果たします。
ドクダミの花の白い部分は、葉が変化した苞葉(ホウヨウ)と呼ばれるもので、花を目立たせ、昆虫を呼び寄せる役割があります。
▼ドクダミの花
ハンゲショウの白い葉は、苞葉(ホウヨウ)になりきれていない葉だとされています。
花の下の数枚が白くなり花弁の役割を果たしています。
白い部分は葉の表側だけで、裏側は白くありません。
片側だけ白くなることから「カタシログサ」とも呼ばれています。
植物の葉が緑に見えるのは組織の中の葉緑体のためですが、ハンゲショウの白い葉の表側には葉緑体がありません。
花が受粉を終えると白い葉の役目は終わり、葉緑体が作られ葉は徐々に緑に戻ります。
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