電路、機器の帯電圧(例として乾式変圧器)、12,000Vの場合、PASの時限0.2秒では感電保護目的では無いので
危険な状態となる事が推測される。
これを見ると車を降りた時にパチンと指先より飛ぶ時の対地電圧は5、000V以上である事が判る。
これも人間に帯電した静電容量のなせる技?だ。
上の乾式変圧器の静電容量0.00117μFを入力(人の静電容量は余りにも小さいので無視)。
感電電流は1.4mAとなるが位相角θは90で全てがIc(対地静電容量成分電流)となる。
電流は少ないが電圧が高いこともあり、相当な電撃が走ることが理解出来る。
これは以前、ネットにあった熊の感電昇天画像。
これで判る事は感電した場合、筋肉硬直が人間手首を例にすれば必ず指は掴む方向になるので絶対、自分では
離す事は出来なくなる。熊も放れられず顎の筋肉が硬直して落下出来なくなる良い事故例だ。
教訓:電線を触る場合、掴んではならず手の平で無く、甲で触れる事...電気ヤのプロは、しないと思うが...まずは検電器で印加電圧確認。
富士電機(株)の乾式変圧器だがモールド外枠に素手で触るバカも居ないと思うが、当然、検電器で印加電圧確認するとピーピーと鳴動する。
通常の油入変圧器と比較すると自然空冷冷却なのでバカでかい...最大のメリットは油不使用なので火災のリスクが少ないか。
これで300だったか、500kVAだったか忘れた。