
パルシステムのカタログを開くと、
その季節季節に合わせた素敵なコラムが現れます。
有賀 薫さんという方の書くその優しい文章が好きで
毎回楽しみにしています。
今回は「桃の花と女の子」というタイトルで、
男の子のママである有賀さん宅も、この時期は
お雛さまの気分を味わおうと桃の花を買って飾られるそうです。
今回、読んでいて共感したのは
「ふだんはついつい欠かしてしまい、だからといって困ることもない花だが
そっけない部屋が一瞬にして華やぐのを見ると、花もまた食品や日用品などと
同じくらい必要な存在なのだなあと思う。
不景気な世の中ではいろいろなものが何かと省かれ、すぐに結果の出ることや
ものばかりが求められがちだ。でも、そんな時こそ、花のようにゆっくりと咲く
やさしい存在が光を放ちはじめる。
ぎすぎすとぶつかり合う人の心をやわらげ、何をしてもうまくいかないと縮こまった
気持ちを前向きにさせる力は、けっしてただの飾りなどではない。」
という文章。
昨日のニュースでは「スカイマーク、制服廃止へ」という
ニュースが流れていました。

安全性に問題がないならばその分運賃が安くなった方が、
というのが現状なのかもしれません。
でもそんな時代だからこそ、人の心を豊かに、華やかにしてくれる
存在が必要なんじゃないのかなぁ。
さてと、我が家のリビングにもお花を飾りましょう。
お庭のスイセンさん、今日もよろしくお願いします
