きっと心配してるよね

杖をつきながらの一歩一歩。
時々休みながらも一生懸命動こうと一歩一歩。

こんなゆっくりペースで買い物したのは
うちのお父さんと一緒の時以来だな・・・



週末、ダーリンの実家に行ってきました。

家の中には酸素を作り出す大きな機械。
そこから長い管が伸び、お義父さんの鼻につながっていました。

「鼻から吸わないといけないんだが、つい口で息をして苦しくなっちゃうんだ。」

お義父さん自身もまその扱いになれない様子。


外出用のボンベは５時間分、小さいといってもそれなりの存在感。
出かけるのがなおさら億劫になったとか。
「でも歩かないと今度は足がダメになるんだ」


引火の危険があるので、
ガス調理の際は酸素を外さなければいけない。
この間つけたまま点火しそうになって慌ててやめたんだとか。
「それ以来、火を使うのが怖くてな」


じっとしているときは酸素をつけなくても何とかなる。
だましだましつけずにいたいそう。
「ただ、そうすると今度は心臓の負担が大きくなるって医者は言うんだ」


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決して楽観できる状況じゃないよね...。

でも、それでも息子たちに頼らず
自分で何とかしようとするお義父さんって本当にすごい。

「緊急時に押すと消防署につながるブザーの貸し出しがあるからそれを頼もうと思うんだ」


介護認定のことをそれとなく話してみたら、
かたくなに拒否した前回とは違い聞く耳を持ってくれた。
さすがに心細いんだと思う。


天国のお義母さん、きっと心配してるよね・・・