昨日は、三浦友和さん主演の『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』を観てきた。
この映画は、私の年代よりも、もう少し上の方々がご覧になる映画かな？…とは思ったものの…、
三浦友和さんと言えば、私たちの世代にとっては、奥様の百恵さんと共に、永遠の憧れ…のような人。
「あの時代」…私も、4歳年上の姉に連れられて、友和さんと百恵さんの映画は、何本も観に行ったし、
テレビドラマだった『赤いシリーズ』は、はじまる前からテレビの前に、姉と肩を並べて座り、ソワソワしたものだった…(^^;
スポーツ好きの私に対して、姉はスポーツ嫌い。
顔も、全く似てないし、雰囲気も、まるで違う。
二人で一緒にいても、「姉妹？」って尋ねられたことなど一度も無い…(^^;
そんな、全然似てない、私たち姉妹だが、「好きな歌手は百恵ちゃん」だけは、一緒だった(笑)。
その百恵ちゃんが芸能界を引退なさったのは、私が高校1年生の時だった。
ソフトボール部の無かった奈良県内の公立高校には行きたくなくて、
ソフトボールがしたい理由だけで、兵庫県の私立武庫川高校に行きたいと親に我儘を言い、
それならば、自宅から通学するのは無理とのことで、学校の寮に入った。
寮にテレビは1台しか無かったので、観る時は、3年生から順に前に座り、1年生は、前が空いていなければ、後ろで立って観ることになっていた。
なので、百恵ちゃんの武道館でのファイナルコンサートも、テレビの前に陣取っていた大勢の先輩方の後ろで、ずっと立ちっぱなしで観ていた。
百恵ちゃんが、最後の歌を歌い終えて、ステージの上に、真っ白いマイクを、そっと置いた時は、みんなのボルテージも最高潮に達し…、
厳しくて怖いと思っていた3年生の先輩も「いややぁ～、百恵ちゃん辞めたらいややぁ～」と号泣なさり、それまでの、その先輩の印象がガラリと変わったのを、今でも、はっきりと覚えている…(笑)。
きっと「あの時」は、あのコンサートを観ていた日本中のみんなが、涙したんじゃないか…と思うくらい、百恵ちゃんは「すごい人」でした。
そんな百恵ちゃんと、ご結婚なさった友和さん。
結婚式後の会見で、「結婚したら、奥様にして欲しいことは？奥様に望みたいことは？」といったような記者からの質問に対して、友和さんは「特にありません。ただ健康でいてくれたら良いなと思います」って、確か、そうお答えになったんですよね…。
その言葉を聞いて以来、私は、人間としての、三浦友和さんを尊敬するようになりました…(^^)
記者からの質問って、どんな質問が飛び出すか分からないし、とっさの判断で言った言葉には、本音や、その人の人間性が現れると思うのですが…。
「奥様に望むことは？」と尋ねられて、「健康でいてくれたら良い」って…、
「スゴイ！カッコイイ～！百恵ちゃんが惚れたのも分かる～」って思いましたね…(*^^*)
16歳だった私なりに、友和さんの、大きさ、男らしさ、百恵さんを大切にし、心底愛しておられる気持ちを感じ取ったんでしょうね。
そして「ただの甘ったれた恋愛じゃなかったんだ。大スター山口百恵さんを妻にすることの重みや覚悟を背負って行こうと、大きな決意をなさった人なんだ」って、そんな風に思ったように記憶しています…。
この時、友和さんは、28歳…。
今思えば、28歳で、とっさに「健康でいてくれたら」と答えた友和さんって…、
浮ついたところの無い、しっかりとした青年、大スターの百恵ちゃんをド～ンと受け止められるだけの器を持った大人の男だったんだなぁ～…って思います。
その後、友和さんがお書きになった『被写体』と言う本も読み、
その中に出て来た言葉…、
『人の表に立つ人間は、何を言われても それに耳を傾ける真摯な態度と、馬耳東風にする図々しさと、バネにしてしまう強さを持ち合わせなければならないと、ある人に教わった。その通りだと思う。』は、良い言葉だと思ったし、私も、その通りだと思う言葉となった…(笑)。
あれから30年…。
友和さんは、「あの頃」のスリムで精悍な印象とは、ちょっと違う感じへと変貌して来られましたが…(笑)
それでも、円熟した渋みの有る、カッコイイおじ様です…(*^^*)
…と、かなり前置きが長～くなってしまいましたが…(^_^;)
『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』は、定年を間近に控えた電車の運転士の夫と、夫が定年退職をしたら、自分のやりたかったことをしたいと思う妻の物語だったが…、
その中で、妻の働く姿に、敬意を示し、敬礼をする友和さんの姿が、なんとも凛々しくてカッコ良く、この場面で、ジーンと感動し、泣けました…(T_T)
「良い映画を観た」と言う印象でした…(^_^)v
帰りには、本屋さんに寄って、最近出た、友和さんの新刊『相性』も、買ってしまいました…^^;
でも、友和さんが、どんなことを語っておられるのか…、
読むのが楽しみです(^^)
この映画は、私の年代よりも、もう少し上の方々がご覧になる映画かな？…とは思ったものの…、
三浦友和さんと言えば、私たちの世代にとっては、奥様の百恵さんと共に、永遠の憧れ…のような人。
「あの時代」…私も、4歳年上の姉に連れられて、友和さんと百恵さんの映画は、何本も観に行ったし、
テレビドラマだった『赤いシリーズ』は、はじまる前からテレビの前に、姉と肩を並べて座り、ソワソワしたものだった…(^^;
スポーツ好きの私に対して、姉はスポーツ嫌い。
顔も、全く似てないし、雰囲気も、まるで違う。
二人で一緒にいても、「姉妹？」って尋ねられたことなど一度も無い…(^^;
そんな、全然似てない、私たち姉妹だが、「好きな歌手は百恵ちゃん」だけは、一緒だった(笑)。
その百恵ちゃんが芸能界を引退なさったのは、私が高校1年生の時だった。
ソフトボール部の無かった奈良県内の公立高校には行きたくなくて、
ソフトボールがしたい理由だけで、兵庫県の私立武庫川高校に行きたいと親に我儘を言い、
それならば、自宅から通学するのは無理とのことで、学校の寮に入った。
寮にテレビは1台しか無かったので、観る時は、3年生から順に前に座り、1年生は、前が空いていなければ、後ろで立って観ることになっていた。
なので、百恵ちゃんの武道館でのファイナルコンサートも、テレビの前に陣取っていた大勢の先輩方の後ろで、ずっと立ちっぱなしで観ていた。
百恵ちゃんが、最後の歌を歌い終えて、ステージの上に、真っ白いマイクを、そっと置いた時は、みんなのボルテージも最高潮に達し…、
厳しくて怖いと思っていた3年生の先輩も「いややぁ～、百恵ちゃん辞めたらいややぁ～」と号泣なさり、それまでの、その先輩の印象がガラリと変わったのを、今でも、はっきりと覚えている…(笑)。
きっと「あの時」は、あのコンサートを観ていた日本中のみんなが、涙したんじゃないか…と思うくらい、百恵ちゃんは「すごい人」でした。
そんな百恵ちゃんと、ご結婚なさった友和さん。
結婚式後の会見で、「結婚したら、奥様にして欲しいことは？奥様に望みたいことは？」といったような記者からの質問に対して、友和さんは「特にありません。ただ健康でいてくれたら良いなと思います」って、確か、そうお答えになったんですよね…。
その言葉を聞いて以来、私は、人間としての、三浦友和さんを尊敬するようになりました…(^^)
記者からの質問って、どんな質問が飛び出すか分からないし、とっさの判断で言った言葉には、本音や、その人の人間性が現れると思うのですが…。
「奥様に望むことは？」と尋ねられて、「健康でいてくれたら良い」って…、
「スゴイ！カッコイイ～！百恵ちゃんが惚れたのも分かる～」って思いましたね…(*^^*)
16歳だった私なりに、友和さんの、大きさ、男らしさ、百恵さんを大切にし、心底愛しておられる気持ちを感じ取ったんでしょうね。
そして「ただの甘ったれた恋愛じゃなかったんだ。大スター山口百恵さんを妻にすることの重みや覚悟を背負って行こうと、大きな決意をなさった人なんだ」って、そんな風に思ったように記憶しています…。
この時、友和さんは、28歳…。
今思えば、28歳で、とっさに「健康でいてくれたら」と答えた友和さんって…、
浮ついたところの無い、しっかりとした青年、大スターの百恵ちゃんをド～ンと受け止められるだけの器を持った大人の男だったんだなぁ～…って思います。
その後、友和さんがお書きになった『被写体』と言う本も読み、
その中に出て来た言葉…、
『人の表に立つ人間は、何を言われても それに耳を傾ける真摯な態度と、馬耳東風にする図々しさと、バネにしてしまう強さを持ち合わせなければならないと、ある人に教わった。その通りだと思う。』は、良い言葉だと思ったし、私も、その通りだと思う言葉となった…(笑)。
あれから30年…。
友和さんは、「あの頃」のスリムで精悍な印象とは、ちょっと違う感じへと変貌して来られましたが…(笑)
それでも、円熟した渋みの有る、カッコイイおじ様です…(*^^*)
…と、かなり前置きが長～くなってしまいましたが…(^_^;)
『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』は、定年を間近に控えた電車の運転士の夫と、夫が定年退職をしたら、自分のやりたかったことをしたいと思う妻の物語だったが…、
その中で、妻の働く姿に、敬意を示し、敬礼をする友和さんの姿が、なんとも凛々しくてカッコ良く、この場面で、ジーンと感動し、泣けました…(T_T)
「良い映画を観た」と言う印象でした…(^_^)v
帰りには、本屋さんに寄って、最近出た、友和さんの新刊『相性』も、買ってしまいました…^^;
でも、友和さんが、どんなことを語っておられるのか…、
読むのが楽しみです(^^)
記憶にはありません。
でも、結婚するので芸能界を引退すると言って、その後はきっぱりと
家庭に入ったのには、感服しました。
あれだけの人気を背負っていただけに、その引退の仕方は、まさに
「粋（イキ）だねえ」って感じですね。
私としては、友和さんを尊敬するのと同等に、百恵さんのことも尊敬しております
友和さんは、「私達夫婦は、ケンカをしたことがない」と、よくおっしゃっていますが、
その「ケンカをしたことがない」のも、私の理想です