ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

広背筋と外腹斜筋

2013年03月02日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
さて、スイング時における『骨盤の回転法』について書いて参りまして…
本日は、肩甲骨と骨盤の動きの連動についてです。

スイング中における“腕の振り”については、こういうイメージを持った方が良いと書き、


この写真、肩甲骨の動きについて書いている時には、何度も何度も掲載致しましたね…(笑)

「何故か?」については、腕(上腕骨)と肩甲骨をこのように繋いだ方が、この広背筋が、よく働くから…でした。





ゴルフスイング時に働く筋肉としては、こういう部分に付着している僧帽筋や



肩甲骨と脊柱を繋ぐ菱形筋



などが、主に働くと書いてあるような筋肉関連の本も有ります。

ですが、私自身が、この僧帽筋や菱形筋を主に働かせるようなイメージでスイングすると、なんだか、その動きは、“こじんまりとした”動きになるように感じられたんですよね…。
もっと、動いているぞ…と…。

でも、「何故、そのように書かれてしまうのか?」と、少し考えてみれば、「これは、ゴルフスイングを解説しているプロのせいではないか?」と思った…(^_^;)
手首のコックや、前腕の返しなどのことをやたらと言ってしまうので、ゴルフスイングって、そんなに大きな動きではないのかな?と、思われてしまうんじゃないだろうか…と…。

って、少し、話は、横道に逸れましたが…、
この僧帽筋や菱形筋も、もちろん、スイング時には働きます。

ですが、「できるだけ広背筋を使えるように…」と思うのは、下半身(骨盤)との連動性も考えてのこと。
広背筋は、まさに背中を覆い、下は骨盤の真ん中にある仙骨まで繋がってる筋肉でした。
さらに、横は、肋骨に付着している筋肉です。

この「肋骨に付着している」…と言うところが、広背筋の“とても素敵なところ”で…(笑)
(僧帽筋や菱形筋では、肩甲骨と背骨になってしまいますよね。)

同じく、肋骨に付着している外腹斜筋との動きの繋がりも良くなるだろう…と思えました。

ブルーが外腹斜筋。





そう思えたことが、「腕を振る時には、なるべく広背筋が使えると良いのにな…」と思った理由でもあります。

そうすると、肩甲骨と骨盤の動きの連動性も良くなる…と思えたのでした。

だから、『スイング体操』によって、まずは、しっかりと動かせて行きたい筋肉は、広背筋…ですね…(*^^)v

そして、骨盤の回転法も練習して行くことで、外腹斜筋などの働きによって、「押されるようにして」広背筋もまた動きやすくなる…とお感じになっていただければ…と思います。



*ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

人体の機能に則したスイングを…と言う事で、考案致しました『スイング体操』については、
ブログ内の『カテゴリー』→『スイング体操について』をご覧下さいませ。

ふざけたことも、ゴルフには全く関係の無いことも書いております、この『ゴルフの空』ですが…(笑)、
『カテゴリー』→『ゴルフ理論…私の見解』には、結構、真面目なことも書いております…(^^ゞ
よろしければ、こちらも、ご覧下さいませ。

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