「古武術って面白そう」みたいなことをブログに書いておいたから…（？）。
古武術の手法（？）を取り入れている、桐朋高校バスケットボール部の練習風景が収録されているＤＶＤを頂いた。
このＤＶＤを見ながら、一緒に身体を動かせつつ、古武術の動きって、こんな感じなのかなって、私なりに体感してみた。
（バスケットボールはしないのだけれど…）
行ってみると、「なるほど…こういう動かし方って、いわゆる”身体の使い方が上手い”と言える動作なのかも…。身体の使い方が上手い選手は、無意識のうちにも、こういう動作でスポーツのパフォーマンスを行っているかも…」と思えるものだった。
このＤＶＤには、『ナンバ走り』と言われる走法のことも収録されていて、桐朋高校の選手たちは、この走り方を練習したことによって、疲れない、試合の終盤になってもスタミナが切れない走り方を体得しているそう。
『ナンバ走り』は、江戸時代の飛脚の走り方だったと言われているもので、この走り方で、１日に２００ｋｍもの距離を走っていたとされている。
また、江戸時代の人は着物を着ていため、着物の着崩れない走り方とも言える走法。
現代は、”普通に”ランニングを行う時には、右脚が前に出ている時は、左腕が前に振られる。
（私たちも、それが”普通”だと思っている）
だけど、この『ナンバ走り』は、右脚が前に出ている時に、同じ方の右腕をやや前方に振る。
右脚と右腕、左脚と左腕が、同時に前に出る格好。
その上、腕は、元気よく前後に振るのではなく、どちらかと言えば、上下に動かす感じ。
このような走り方をすれば、内臓がよじれないため、体力の消耗も少なく、疲れないらしい。
これは、試してみるしかないと、ここ数日間、この『ナンバ走り』で、自宅周辺を”歩いている”。（笑…この動きに慣れてくれば、走ってみます。。。）
まずは練習なので、ＤＶＤで見た映像を思い描きながら、”ナンバ歩き”の練習を行っている。
そして、”普通”の歩き方と”ナンバ”の歩き方で、同じ距離を歩いて、身体の疲れ方、筋肉にかかる疲労を比較してみたりしている。
まだ、練習の段階なので、どちらが疲れないか…はっきりしたことは言えない。
だけど、自宅周辺には坂道が多く、特に、坂道を昇るときは、”ナンバ歩き”で歩いた方が、スピードが出る感じがするし、”省エネ”で、身体もラクなような気がしている。
そういえば、『初動負荷トレーニング』の小山先生に教えて頂いた、疲れない歩き方も、腕は、そんなに前後に大きく振らなかった。
どちらかと言えば、肩甲骨を閉じて胸を開き、腕はダラリと下に垂らしているだけ。
脚の力で前に踏み出すのではなく、上体の重心を前方に移動させることによって、脚は”自然と”前に進む。
腕を振って脚を挙げてワンツー・ワンツーみたいな元気のよい歩き方と比較すれば、股関節の動きも少ないし、膝もそんなに高く挙げない。
だけど、疲れずに、速く歩けた。
いくらでも歩ける気がした。
そして、今、”ナンバ歩き”。
私の場合、”ナンバ走り”じゃなく、まだ”ナンバ歩き”（笑）。
（色々やってるなぁ～笑）
そして、そして、気がついたことは…。
”ナンバ歩き”の練習をした後に、スイングの際の身体の使い方を練習すれば、身体がスムーズに動くってこと。
もっと言えば、”ナンバ歩き”の動きと、小山先生に教えて頂いた（スイングの際の）身体の使い方は、どこか似てる…って思った。
スイングを行う際、基本的に足の裏の位置は変わらないので、膝と肩の動きで考えてみれば、右肩が後ろに引けている時（バックスイング）は、右膝もアドレスの位置より、ほんの少し後ろに引ける（膝が伸びない程度）。
左肩が後ろに引ければ（フォロースルー）、左膝も、ほんの少し後ろに引ける。
右肩が後ろに引けている時に、右膝が前に出るようでは、体幹が捻じれ過ぎていて、動きに無理や無駄が生じる。
それを考えると、”ナンバ走り”の動きは、右脚と右肩が、同時に前に出るので、右膝と右肩が、同じ方向に動くスイングの身体の使い方に通じるところが有ると言える。
…これをレッスンに取り入れるかどうかは、只今、検討中。。。
でも、これを読んで、興味を引かれたとおっしゃる方は、お申し出下さい。
若干マニアックで、”ナンバ歩き”の練習から行って頂きますが、身体がラクに、効率よく動く感じを体感して頂けるかもしれません。
今日は、４年に１度しかない、２月２９日。
貴重な一日、、、大切に過ごしたいですね。
古武術の手法（？）を取り入れている、桐朋高校バスケットボール部の練習風景が収録されているＤＶＤを頂いた。
このＤＶＤを見ながら、一緒に身体を動かせつつ、古武術の動きって、こんな感じなのかなって、私なりに体感してみた。
（バスケットボールはしないのだけれど…）
行ってみると、「なるほど…こういう動かし方って、いわゆる”身体の使い方が上手い”と言える動作なのかも…。身体の使い方が上手い選手は、無意識のうちにも、こういう動作でスポーツのパフォーマンスを行っているかも…」と思えるものだった。
このＤＶＤには、『ナンバ走り』と言われる走法のことも収録されていて、桐朋高校の選手たちは、この走り方を練習したことによって、疲れない、試合の終盤になってもスタミナが切れない走り方を体得しているそう。
『ナンバ走り』は、江戸時代の飛脚の走り方だったと言われているもので、この走り方で、１日に２００ｋｍもの距離を走っていたとされている。
また、江戸時代の人は着物を着ていため、着物の着崩れない走り方とも言える走法。
現代は、”普通に”ランニングを行う時には、右脚が前に出ている時は、左腕が前に振られる。
（私たちも、それが”普通”だと思っている）
だけど、この『ナンバ走り』は、右脚が前に出ている時に、同じ方の右腕をやや前方に振る。
右脚と右腕、左脚と左腕が、同時に前に出る格好。
その上、腕は、元気よく前後に振るのではなく、どちらかと言えば、上下に動かす感じ。
このような走り方をすれば、内臓がよじれないため、体力の消耗も少なく、疲れないらしい。
これは、試してみるしかないと、ここ数日間、この『ナンバ走り』で、自宅周辺を”歩いている”。（笑…この動きに慣れてくれば、走ってみます。。。）
まずは練習なので、ＤＶＤで見た映像を思い描きながら、”ナンバ歩き”の練習を行っている。
そして、”普通”の歩き方と”ナンバ”の歩き方で、同じ距離を歩いて、身体の疲れ方、筋肉にかかる疲労を比較してみたりしている。
まだ、練習の段階なので、どちらが疲れないか…はっきりしたことは言えない。
だけど、自宅周辺には坂道が多く、特に、坂道を昇るときは、”ナンバ歩き”で歩いた方が、スピードが出る感じがするし、”省エネ”で、身体もラクなような気がしている。
そういえば、『初動負荷トレーニング』の小山先生に教えて頂いた、疲れない歩き方も、腕は、そんなに前後に大きく振らなかった。
どちらかと言えば、肩甲骨を閉じて胸を開き、腕はダラリと下に垂らしているだけ。
脚の力で前に踏み出すのではなく、上体の重心を前方に移動させることによって、脚は”自然と”前に進む。
腕を振って脚を挙げてワンツー・ワンツーみたいな元気のよい歩き方と比較すれば、股関節の動きも少ないし、膝もそんなに高く挙げない。
だけど、疲れずに、速く歩けた。
いくらでも歩ける気がした。
そして、今、”ナンバ歩き”。
私の場合、”ナンバ走り”じゃなく、まだ”ナンバ歩き”（笑）。
（色々やってるなぁ～笑）
そして、そして、気がついたことは…。
”ナンバ歩き”の練習をした後に、スイングの際の身体の使い方を練習すれば、身体がスムーズに動くってこと。
もっと言えば、”ナンバ歩き”の動きと、小山先生に教えて頂いた（スイングの際の）身体の使い方は、どこか似てる…って思った。
スイングを行う際、基本的に足の裏の位置は変わらないので、膝と肩の動きで考えてみれば、右肩が後ろに引けている時（バックスイング）は、右膝もアドレスの位置より、ほんの少し後ろに引ける（膝が伸びない程度）。
左肩が後ろに引ければ（フォロースルー）、左膝も、ほんの少し後ろに引ける。
右肩が後ろに引けている時に、右膝が前に出るようでは、体幹が捻じれ過ぎていて、動きに無理や無駄が生じる。
それを考えると、”ナンバ走り”の動きは、右脚と右肩が、同時に前に出るので、右膝と右肩が、同じ方向に動くスイングの身体の使い方に通じるところが有ると言える。
…これをレッスンに取り入れるかどうかは、只今、検討中。。。
でも、これを読んで、興味を引かれたとおっしゃる方は、お申し出下さい。
若干マニアックで、”ナンバ歩き”の練習から行って頂きますが、身体がラクに、効率よく動く感じを体感して頂けるかもしれません。
今日は、４年に１度しかない、２月２９日。
貴重な一日、、、大切に過ごしたいですね。
