ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

肩の痛みとの戦いの末…

2018年05月01日 | 思ったこと
中日の松坂大輔投手が、12年ぶりに日本で勝利。



平成の怪物、松坂投手の背番号は「99」。

この背番号にも、
順風満帆ではなかった、
復活までの道のりを見るような気がします。

昨夜のスポーツニュースで、
勝利投手となって、
とても嬉しそうな表情をなさっていたのを観て、
「良かった、おめでとうございます!」と思いました。

野球、ゴルフのみならず、
スポーツ選手の怪我、
そして、
そこからの復活劇となると、
「良かった」と思うと同時に、
どうしても、
「何故、復活出来たの?」ってところに注目してしまいます。

昨夜、スポーツニュースを観ていると、
肩の故障に苦しんで来られた松坂大輔投手は、
「これまで積み重ねてきたことと、
治療がピタッと一致して、
痛みなく投げられるようになった」というようなことをおっしゃっていました。

肩の微妙な感覚、
痛みの発症具合などは、
本人にしか分からないところはあるけれど、

「肩」と言っても、
この両方が有るかな。



痛みが発症しやすい方の「肩」は、
肩甲上腕関節。

この関節は、
肩甲胸郭関節に比べて、
複雑な構造をしているため、
わずかな「引っかかり」でも、
すごい痛みを感じたりします。

私も、昔、痛めたので…(←ゴルフで…^^;)
経験済み。( ̄▽ ̄;)
軽く振っただけでも痛かった時期も有りました。( ̄▽ ̄;)

松坂大輔投手の「痛み」とは、種類や症状は違うかもしれませんが、
この肩甲上腕関節で発症した痛みなら、
腕を、このようにイメージし、



肩甲上腕関節より、
肩甲胸郭関節の動きを向上させることを考えた方が、痛みは出にくいかも…。

これも、経験上、そう思うこと。
また、関節の構造や筋肉の付着を観ても、このように使ったほうが良いんだろうな…と思います。

そして、腕を振るとなると、



肩甲骨の一部である「肩甲棘」と、上腕骨の動きの繋がりを意識する。

そうすると、
壊れやすい肩甲上腕関節を覆いつつ、
上肢を振ることが出来るようになります。



また、
体幹側の筋肉の動きとの繋がりも、良くなります。

…松坂投手は、
これまで積み重ねて来られたものと、治療とが、どのように一致したのか、
そこまでは、インタビューでは、分からなかったけれど、
これから、
また、勝ち星を積み重ねて行けると良いですね…と思いました。
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