ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「前額面」「水平面」「矢状面」から考えるゴルフスイングの基本動作

2018年06月13日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
本日は、
まず、
このブログによく出てくる「前額面(ゼンガクメン)」「水平面(スイヘイメン)」「矢状面(シジョウメン)」について、説明しておきますね。

「前額面」は、
身体を前後に分断する面で、左右に広がっています。



「水平面」は、
身体を上下に分断する面で、地面に対して垂直に広がっています。



「矢状面」は、
身体を左右に分断する面で、前後に広がっています。



添付写真は、それぞれ、この描き方で、分かるかなぁ〜と言う感じですが…(^^;;

機能解剖学で使われる
「内転・外転」「外旋・内旋」「屈曲・伸展」などは、
これらの「面」と、そして、
それぞれの面を貫く「線」を基準として語られる用語です。
…と、少しややこしいことは、別にして、、、

人間の腕は、
この黄色の線から先が腕ではなく、
赤い線から先が腕です。



肩甲骨は、上肢帯と言って、上肢のパワーの源となる骨だからです。



…だとすれば、
肩甲骨を含む上肢の動きは、
ゴルフスイングの場合、
「前額面」での動きなのでしょうか?



それとも、「水平面」?



もしかして、「矢状面」?



どれでしょうか?

…と、このように考えて行くと、
多分『ゴルフスイング体操(R)』が、
何故、ああいう体操なのか?…がよくご理解いただけるのではないか?…と思います。

ゴルフスイング中の上肢の動きは、
「前額面」での動き。
地面の上に在るボールを打つんですしね…(^^)

そして、
その動きを、素振りで表現してみれば、





こういったことを踏まえた上で考える、
ゴルフスイングの基本的な動作って、
ベン・ホーガン氏の『モダン・ゴルフ』に、近しいものになるように思うのです。



…機能解剖の研究や書籍に関しては、
ひと昔前より、今の方が、進化してると思え、我々が知り得る情報も多くなったと思います。

…そう思うと、
私の祖父母の年代の人が、
昭和の中頃に、これ(『モダン・ゴルフ』)をお書きなっていたなんで、
やはり「スゴイ」。

昨日のブログと、
似たような内容になりましたが…
我々の世代は、
「ゴルフの神様」のベン・ホーガン氏に、怒られないようにしなくっちゃ…ですね。(^^)/


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