ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

『脳トレ』以上の『脳トレ』!?

2011年10月29日 | ゴルフ理論…私の見解
昨日のblogに書いた、
「感覚野」→(言って聞かせて)→「運動野」って…、

実際には…、
「感覚野」にインプットされた情報は、一旦
→「前頭連合野(総司令部)」に伝わり、それから
→「運動野」にアウトプットの指令を出す
と言う神経回路をたどるのだそうです…。

なので、感覚野から、一旦、前頭連合野を経由する情報を、より明確な指令として運動野に伝えるには、「言って聞かせる」のが、“シンプル”で”手っ取り早い”方法なのでしょうね…。

ちなみに、この「感覚野」→「前頭連合野」→「運動野」の連係をスムーズにするには、
1回のスイングを20~30秒くらいかけて「頭にインプットされた情報を、自分の身体に言って聞かせながら」ゆっくりと行なってみる、とか、振り幅を考えながらの素振りなどが良いそうです。

ま、ややこしい脳の機能については、さて置き…。

ゴルフをプレーする時には、脳のこれらの部位の他に、
記憶
視覚
聴覚
圧覚
感覚
情報収集
判断
思考
感情
感性
に関与する部位、

それに、ゴルフスイングは全身運動のため、「左脳の運動野」→「右脳の運動野」への連係(右利きの場合)など、
あらゆる部分が、めまぐるしく働くのだそうです。

と言うことは…、
ゴルフをプレーすることによって、脳は全体的に活性化されると言うことですね…(^^)v

“頭を働かせながら”プレーをすれば、素晴らしい『脳トレ』にもなると言うことです…\(^O^)/

実際に、ゴルフを週に1回程度でも、定期的に練習なさっているご高齢の方の脳を調べてみると、加齢現象の少ない脳であったり、脳だけでは年齢が推測できないほどに若く保たれていた…などの検査結果も有るそうです。

なんでも、ゲーム機などによる『脳トレ』よりも、使っている脳の範囲は広くなるそうで、ゴルフの方が総司令部である前頭連合野も活性化されるそうですよ…(^_^)v

ただし、ネガティブな感情で陰気に、ボォ~として何も考えず、ただコースを歩いているだけのようなプレーをしても、脳は活性化されず(笑)、
あくまでも、明るくポジティブに、コース戦略や、スムーズなプレーをするための“段取り”を考えながら、能動的に楽しくラウンドするほうが、より良いそうですが…(^^ゞ

…こういうことが分かると、ゴルフは、健康や身体の面だけでなく、脳のアンチエイジングためにも、良い“生涯スポーツ”になると言えると思うので、
是非、皆さま、できるだけ、末永くお楽しみ下さいね!…(*^^)v

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