ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

頭を使うほど動きにくくなる身体

2010年10月25日 | ゴルフ理論…私の見解
これも、以前のブログにも書いたことが有るが…。

スイング中に、あれやこれやと考え過ぎていると、身体がスムーズに動きにくくなる例として…。

ジョギング中に、「3+5+7の計算してみて…」って話しかけられたら、どうなるか?
それを想像してみてください…なんてことを書いた。

多分、それまでは調子よく、テンポよく走れていたとしても、計算問題を出された途端に、足がもつれそうになる(笑)のは、容易に想像することが出来ますよね?

だから、スイング中に、あまりに色んなことを考え過ぎていると、身体がスムーズに動きにくくなる。

実際にボールを打つ時は、「あのターゲットに向かって、それ、チャー・シュー・メ~ン!」くらいの意識でなきゃ、動くはずの身体も動きにくくなるのだ。

私も、スイングの説明をして、スイング中のある一部分に意識が向き過ぎると、思わぬ、「アララッ!」ってミスをする。

レッスンにおいては、実際にボールを打つ前の、その前段階の練習にウェイトを置きたいのは、この辺りのことも、理由になる。

ジョギング中に、計算問題を出されても、それまでのテンポを全く崩さずに、答えを出せる人ならまだしも(笑)、大抵は、動きにくくなるのは必至。

「テイクバックでは、クラブヘッドをここに引いて…とか、クラブが身体のこの位置に来たときには、グリップエンドは、こっちを向いていて…」なんて考えながらは打てない。
打ちにくい。

頭の中に、スイング理論をどれだけ詰め込んでも、考えることが多くなるほど、意識を向けるところが多くなるほど、それに比例して、身体は動きにくくなることを、“知識として”、知っておいてくださいね…。
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