ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

プラムライン・メソッド

2008年11月03日 | ゴルフの空 その5
「パッティングの時に、プロがボールの後ろにパターのシャフトを垂らして、カップの方向を見ているのって、あれって、ラインを読んでいるんですか?」
「どういう風にするんですか?」
と、1日の研修会でも尋ねられた。

”あれ”って、”プラムライン・メソッド”と言う方法で、測量の時に鉛を垂直に垂らす方法と同じ。

パターのシャフトを垂直に垂らしてみれば、添付写真のイラストのように、どのくらいどちらの方向にグリーンが傾斜しているかが分かる…と言うもの。

この方法で、グリーンの傾斜を読む時は、、、
カップとボールを結ぶ後方線上2メートルくらいのところにしゃがみ、パターのシャフトの右側か左側の細い一本の線をボールの中心に合わせて、パターのシャフトを垂直に垂らし、自分の”効き目”だけで、カップの方を見てみる。
ホールがシャフトよりも右側に見えれば、右に傾斜しているライン。
左側に見えれば、左に傾斜しているラインと言うことになる。

カップとボールを結ぶ線に対して、先にシャフトを、右手でグリップ側を持ち、左手でヘッド側を持って、真っ直ぐに合わせてから、シャフトがボールからずれないように注意しながら、左手のヘッド側を離してみれば、重力によって、パターのヘッドが垂直に垂れるので、カップがシャフトよりも右側にずれるか左側にずれるかが分かりやすいかもしれない。

こうして言葉で説明していても分かりにくいかもしれない(汗っ)。

…でも、”プラムライン・メソッド”をできるようになりたい方は、とりあえず、上記の方法で、グリーンの傾斜を読む練習を何度か行ってみて下さい。
自分の”効き目”がどちらかを知っておくこと。
パターのシャフトをあくまでも垂直に垂らすことが大事です。
ただ、ラウンドレッスンなどの時に、この方法でグリーンの傾斜を読む練習をして頂いたことも有りますが、慣れないと、”よう分からん”で終わってしまうかもしれません(苦笑)。

また、プレー中にこの方法で傾斜を読んでみようかなと思う方は、くれぐれもスロープレーにならないようには、お気をつけ下さいね。。。

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