ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

左腕を使おう

2008年11月05日 | ゴルフ理論…私の見解
最近レッスンでよく行っているのが、素振り。
右腕のみの素振り、左腕のみの素振り…。

その素振りを行って頂いている時に、テニスをなさっている方が「右腕の振り方は、テニスで言ったら”フォアー”で、左腕の振り方は”バック”みたい」とおっしゃった。

このことに端を発して、テニスもなさっている方に「フォアーが得意ですか?それともバックが得意ですか?」と、尋ねまくっている(笑)。

そうすると「フォアーの方が得意」とおっしゃる方が、圧倒的に多い。

テニスでは、ボールを打ち返す方に、自分の身体の正面を向けて、手のひらをボール側に向けてラケットを振るのを、”フォアーハンドストローク”。
対して、ボールを打ち返す方に、自分の背中を向けて、手の甲側をボールに向けて振るのを、”バックハンドストローク”と言うらしい。
どちらの打ち方も、右腕(利き腕)でラケットを持って振る。
バックハンドストロークの場合は、両手で持って振ることも有るらしいが…。
また、バックハンドストロークの方が、背骨を中心に身体を回転させるので、ストロークの安定感が出やすいとのこと。

私は、テニスは体育の時間やレクリエーションの時間に、ちょこちょこっとボールを打ってみたことが有るくらいで、腰を据えて練習したことが無い…。
だけど、こういうお話を色々と伺っていると、右腕(利き手)でも難しく感じるバックハンドストロークを、ゴルフは、左腕(利き手ではない腕)で行わないといけない。
だから、安定させるのが、難しいのかもしれないな…と思った。

右腕一本での素振り、左腕一本での素振り。
両方を行って頂いているが、、、その様子を見ていても、左腕一本での素振り(利き腕でない方の素振り)は、右腕一本での素振り(利き腕での素振り)の”倍の数”を行うくらいのつもりでないと、なかなかスムーズな動きにならないなぁ~と言う印象を受ける。

私自身のミスショットも、左腕の動きのミスによるものがほとんどのような気がしている。

テニスでも、バックハンドストロークの方が安定するらしいが、ゴルフのショットも安定させるには、バックハンドストローク(に似た動き)が、上手くなれると良い。
だけど、その動きは利き腕ではない方の腕、不器用な方の腕で行う動きのため、このことが要因となって、もしかすると、テニスのストロークより、ゴルフのスイングの方が、難しく感じてしまう人が多いのかも…と思った。

左腕の動きの不安定感を取り除くには、やはり、左腕一本での素振りを何度でも繰り返して行ってみる。
また、普段から意識して、左腕をよく使うと良いのでは…と思う。

ゴルフが上手くなりたいOLの人が、会社の机の上のぞうきんがけを、いつも左腕で行うようにしている…と言う話を聞いたことが有る。
同じく、ゴルフが上手くなりたい主婦の方が、冷蔵庫のドアは、必ず左腕で開ける…と言う話も聞いた。

身体のバランス、関節の可動域などのことを考えても、やはり利き腕ばかり使わずに、利き腕でない方の腕も、使うようにして行く方が良い。

…利き腕でない方の腕、不器用な方の腕も、普段から使うようにしていれば、スイングが間接的に良くなりやすいかも…です。。。

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