ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

自分の動きより、一から作る作業を

2018年03月27日 | ゴルフ理論…私の見解
本日のブログも、昨日の続きのようになります。^^;

昨日のブログには、「ゴルフスイングのプログラミングは、ゴルフの指導者の役目」と書きました。

そこで、
じゃ、「ゴルフの指導者は、どういう発想で、そのプログラミングを考えようするか」と言えば、
まずは「自分のスイング」かもしれません…。

「自分は、どう振っているか?」や、
もしくは、「強い選手のスイングを観て…」になりやすいかも…。


でも、
プログラミングは、
「ゴルフスイング中の筋肉の動きの設計図を描くこと」なので、
とにかく、
これを見て、



一から作ろうとしないとダメです。

「自分のスイング」や「強い選手のスイング」は、一旦、横に置いておいて…。

白紙の用紙に書いて行くつもりで…。

そこで、
「ゴルフスイングは、こうなれば良いから」と分かるのが、ゴルフの指導者のはずだから、
その知識を基に一から書くことが出来るのも、
ゴルフの指導者…ということになるのです。


…もしも、私が、
スピードスケートの身体の動きをプログラミングせよ…と言われたら、
「こういう風になるのが良いんじゃないか…」と思っても、
私は、全くやったことが無いので、
一から書くことは出来ません。

だって、
「氷とスケートシューズの刃との摩擦って、どれくらいなのか?」とか、
「コーナーでの刃の使い方」などの技術的なことを知らないから…。

書いたとしても、間違う可能性大。(^^;;

だから、
もしも、「スピードスケートの身体の動きのプログラミングを…」なんて言われたら、
「いや、私、分からないですよ」って言うだろうな…って思う…(^^;;
もしも、何かヒントのようなことをお伝えするとしたら、
これのことを言うだろうな…とは思いますが…。



それより、
スピードスケートのコーチが側にいれば、
「それは、あなたの仕事でしょ」って思うかもしれません。

でも、
その時に、
スピードスケートのコーチが、
「自分は、こうやってた。だから君も、こうやってみろ」なんてアドバイスしていたら…
そんなことばかり言ってるコーチだったら…
「あっ、この競技、進化しないわ…(^^;)」って思うかもしれませんね。^^;

まぁ、チビっ子たちに教えるなら、それでも構わないかもしれないけれど…^^;

スピードスケートの小平奈緒選手とコーチが機能解剖を研究し勉強したことによって、タイムが向上したように(←そういう情報ですよね)
才能に溢れた選手たちでも、機能解剖を介してみれば、改善の余地が無いほど、みんながみんな良い動きになっているとは限らない…。

また、強い選手たちの動きを、どれだけ観察しても、一人一人の体型や体格、筋力や柔軟性も違うんだから、それをたくさん観ていても混乱するだけ。

小平奈緒選手は、才能溢れる選手だと思いますが、
コーチが「経験論」しか言わない人で、
あとは小平選手の「才能頼り」だけであれば、
平昌五輪の金メダルは、有ったかどうか…ですよね。


…だから、
これと照合した上でのプログラミングって、



「自分の動き」を伝える作業ではなく、
「強い選手の観察」でもなく、
「一から作る」作業のことです。

そう思って取りかからないと…です。



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