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昨夜は、映画『ブラック・スワン』を観て来た。
ニナと言う、主人公のバレエダンサーが、大役を射止めたことで、プレッシャーに押し潰されそうになりながらも、自分の殻を破ろう、これまでの自分を越えようと、もがき苦しみ、そして、次第に、心理的に追い込まれて行く様を、ホラー・サスペンス風に描いた映画だった。
ホラー映画やサスペンス風なところは、主人公の幻覚であり、表現者(バレエダンサー)としての苦しみと、主役であることのプレッシャー…。
しかし、この幻覚により、自己を崩壊させ、限界を超えて行く主人公、ニナ…。
その苦しみやプレッシャーとは裏腹に、狂気の沙汰で演じた舞台の上のニナには、大きな拍手と称賛の声が贈られるのだった……。
自己を崩壊させてまで、人々の称賛を得ることのできたニナは、果たして幸せだったのだろうか?
人間としては破滅でも、表現者としては達成感で満ち溢れていたのだろうか?
ここまで自分を追い込んだニナは、人間として、弱かったのだろうか?それとも、強過ぎたのだろか?
と、そんなことを考えさせられたラストシーンだった。
ニナを演じておられたナタリー・ポートマンさんの“表情”が、素晴らしかった。
…この映画。
押し潰されそうなほどのプレッシャーを感じたことの有る人、逃げたくなるような重圧を感じたことの有る人には、主人公の心の崩壊が理解できるのではないか…と思った。
主人公が見ていた幻覚は、脂汗をかきつつ、うなされ、飛び起きるような、悪い夢の表現。
そう思えば、この『ブラック・スワン』は、人間の心の内側を鋭くえぐり、夢を追う苦しみ、自分自身と言う敵と戦う“もがき”を描いた作品だったように思える。
ニナを大役に抜擢した舞台監督の言葉に「君の道をふさぐ者は、君自身だ」と言うような台詞が出て来る。
ニナの心の崩壊は観ていて苦しかったが、この言葉が、この映画に秘められているメッセージではないか…と言う気もした。
…ホラー映画は、怖くて、いつも避けて通ってしまうけど(笑)、この『ブラック・スワン』は、観て良かったです(^_^)
ニナと言う、主人公のバレエダンサーが、大役を射止めたことで、プレッシャーに押し潰されそうになりながらも、自分の殻を破ろう、これまでの自分を越えようと、もがき苦しみ、そして、次第に、心理的に追い込まれて行く様を、ホラー・サスペンス風に描いた映画だった。
ホラー映画やサスペンス風なところは、主人公の幻覚であり、表現者(バレエダンサー)としての苦しみと、主役であることのプレッシャー…。
しかし、この幻覚により、自己を崩壊させ、限界を超えて行く主人公、ニナ…。
その苦しみやプレッシャーとは裏腹に、狂気の沙汰で演じた舞台の上のニナには、大きな拍手と称賛の声が贈られるのだった……。
自己を崩壊させてまで、人々の称賛を得ることのできたニナは、果たして幸せだったのだろうか?
人間としては破滅でも、表現者としては達成感で満ち溢れていたのだろうか?
ここまで自分を追い込んだニナは、人間として、弱かったのだろうか?それとも、強過ぎたのだろか?
と、そんなことを考えさせられたラストシーンだった。
ニナを演じておられたナタリー・ポートマンさんの“表情”が、素晴らしかった。
…この映画。
押し潰されそうなほどのプレッシャーを感じたことの有る人、逃げたくなるような重圧を感じたことの有る人には、主人公の心の崩壊が理解できるのではないか…と思った。
主人公が見ていた幻覚は、脂汗をかきつつ、うなされ、飛び起きるような、悪い夢の表現。
そう思えば、この『ブラック・スワン』は、人間の心の内側を鋭くえぐり、夢を追う苦しみ、自分自身と言う敵と戦う“もがき”を描いた作品だったように思える。
ニナを大役に抜擢した舞台監督の言葉に「君の道をふさぐ者は、君自身だ」と言うような台詞が出て来る。
ニナの心の崩壊は観ていて苦しかったが、この言葉が、この映画に秘められているメッセージではないか…と言う気もした。
…ホラー映画は、怖くて、いつも避けて通ってしまうけど(笑)、この『ブラック・スワン』は、観て良かったです(^_^)