本日は『父の日』。
最近、携帯メールを練習し始めた父。
一応、メールを打ってみたら…”Sub”のところに本文を書いたために、途中で文章の切れている返事が返ってきた(爆)。
(”Sub”には、15文字までしか入らないですよね…笑)
本文や長い文章は、”Sub”の下の
のところに書いて下さいね…お父さん!
でなきゃ、意味不明のメールになってしまいます(笑)。
ま、でも、情報機器を扱うのは苦手な世代にも関わらず、「携帯メールができるようになりたい」と、チャレンジしていることは、とても父らしいと思うし、”Sub”に書いた”途中切れ”の文章は、グワッハッハッと笑えるネタを提供してくれた(笑)。
几帳面で心配性の母に対して、父は大雑把な楽天家。
でも、根っからの楽天家ではなく、後天的に楽天家になったような感じがする。
愛読書は、中村天風さんの本で、私にも読めと勧めた。
私に、何が有ってもポジティブシンキングと教え込んだのは、父。
高校時代までは、家の中で本を読んでいるのが好きな文学少年だったらしい。
それが、大学に入ってから身体が頑丈そうだと言うことで、ラグビー部に勧誘されて入部し、大学4年間でラグビーによって身体が鍛えられ、走るのも早くなったらしい。
私は、父の大学時代に組み替えられたDNAをどうやら引き継いだようだ。
父は、私に「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と、幼い頃から言って聞かせた。
大学に入った頃にも、大阪・梅田に在る大きな本屋さんに一緒に行った時、「ぎょうさん本が有るやろ。ここに有る本、おまえ全部読めるか?」と私に尋ねた。
「絶対に無理。読まれへんわ」と私が言ったら、「そうやろ。多分、一生かかっても、ここに有る本の隅から隅まで全部は読み切られへん。と言うことは、世の中には、おまえが知らないでいることの方が、はるかに多く有ると言うことや」と言った。
「知らないことについて、知ろうとすることは大事。そやけど、どれだけ知ろうとしても、世の中のこと全部を知ることはできへん」と言った。
そして、「知らんことは有ってええのや。知らんことが有って当たり前や。知らんことは、知らんと正直に言って、そのことについてよく知っている人に尋ねたり、教えてもろたりしたらええねん。知らんのに、知っているような顔をしてるのはあかん。自分の知ってる世界のことだけを全てやと思って、なんでも知っているような顔をしているのは一番あかん」と言った。
この辺りのことは、ソクラテスの『無知の知』に通じることだが、このことも、父は、私にとくと言って聞かせた。
私は…心配性な母の性質に似ている部分も有る。
だけど、後天的に身に付いた性質は、父からの影響を強く受けているような気がする。
男の子が欲しいと思っていたようだが、娘二人に囲まれた父。
腰が痛いと言う母に代って、お米をといであげる父。
「俺の作ったスジ肉入りのカレーは美味しいぞ」と言って、帰省した時に作ってくれる父。
身も心もたくましくて、(娘が言うのもなんだけど)優しい父だと思う。
…父に似て、私も、身も心もたくましくなれたかな?ならなきゃね…って思う。。。
最近、携帯メールを練習し始めた父。
一応、メールを打ってみたら…”Sub”のところに本文を書いたために、途中で文章の切れている返事が返ってきた(爆)。
(”Sub”には、15文字までしか入らないですよね…笑)
本文や長い文章は、”Sub”の下の
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でなきゃ、意味不明のメールになってしまいます(笑)。
ま、でも、情報機器を扱うのは苦手な世代にも関わらず、「携帯メールができるようになりたい」と、チャレンジしていることは、とても父らしいと思うし、”Sub”に書いた”途中切れ”の文章は、グワッハッハッと笑えるネタを提供してくれた(笑)。
几帳面で心配性の母に対して、父は大雑把な楽天家。
でも、根っからの楽天家ではなく、後天的に楽天家になったような感じがする。
愛読書は、中村天風さんの本で、私にも読めと勧めた。
私に、何が有ってもポジティブシンキングと教え込んだのは、父。
高校時代までは、家の中で本を読んでいるのが好きな文学少年だったらしい。
それが、大学に入ってから身体が頑丈そうだと言うことで、ラグビー部に勧誘されて入部し、大学4年間でラグビーによって身体が鍛えられ、走るのも早くなったらしい。
私は、父の大学時代に組み替えられたDNAをどうやら引き継いだようだ。
父は、私に「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と、幼い頃から言って聞かせた。
大学に入った頃にも、大阪・梅田に在る大きな本屋さんに一緒に行った時、「ぎょうさん本が有るやろ。ここに有る本、おまえ全部読めるか?」と私に尋ねた。
「絶対に無理。読まれへんわ」と私が言ったら、「そうやろ。多分、一生かかっても、ここに有る本の隅から隅まで全部は読み切られへん。と言うことは、世の中には、おまえが知らないでいることの方が、はるかに多く有ると言うことや」と言った。
「知らないことについて、知ろうとすることは大事。そやけど、どれだけ知ろうとしても、世の中のこと全部を知ることはできへん」と言った。
そして、「知らんことは有ってええのや。知らんことが有って当たり前や。知らんことは、知らんと正直に言って、そのことについてよく知っている人に尋ねたり、教えてもろたりしたらええねん。知らんのに、知っているような顔をしてるのはあかん。自分の知ってる世界のことだけを全てやと思って、なんでも知っているような顔をしているのは一番あかん」と言った。
この辺りのことは、ソクラテスの『無知の知』に通じることだが、このことも、父は、私にとくと言って聞かせた。
私は…心配性な母の性質に似ている部分も有る。
だけど、後天的に身に付いた性質は、父からの影響を強く受けているような気がする。
男の子が欲しいと思っていたようだが、娘二人に囲まれた父。
腰が痛いと言う母に代って、お米をといであげる父。
「俺の作ったスジ肉入りのカレーは美味しいぞ」と言って、帰省した時に作ってくれる父。
身も心もたくましくて、(娘が言うのもなんだけど)優しい父だと思う。
…父に似て、私も、身も心もたくましくなれたかな?ならなきゃね…って思う。。。