ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

リストターンの正体…Part2

2018年04月25日 | ゴルフ理論…私の見解
本日は、
「リストターン」の正体…に関して、もう一つ。

この写真のように、上肢(肩甲骨を含みます)を動かせてみてください。



①普通に真っ直ぐに立ったところから

②前にならえの方向に上肢を上げる

③そのまま、上に上げてみる

④下に下げてみる

⑤肩甲骨を背骨側に引き寄せる(内転)

⑥肩甲骨を背骨側から引き離す(外転)

⑦骨盤の水平回旋を使って、反対側の位置まで動く

この②〜⑦の動きをした時、
手のひらは、それぞれ、どの方向を向きますか?

私は、右手を動かせていますので、
②〜④は、左側
⑤は、前方
⑥では、後方を向き始め
⑦は、後方
を向きます。

身体の左右で、手のひらの向きが変わりました。

皆さまも、よろしければ、おこなってみてください。

この手のひらの向きの変化は、
ごくごく、当然の動きと、お分かりいただけると思います。

そして…
この動きをした時、
前腕は、捻るような動き(回内・回外)をしましたか?

していないですよね。

上の①〜⑦を繋いで、ゆっくりと回してみましょう。



反対回しも、おこなってみてくださいね。

手のひらの向きは、自動的に、左右で変わりますよね。

身体の右サイドで、手のひらが前方を向いているところから、
そのまま、このように上肢を回した時、
手のひらをずっと前方に向けたまま、グルッと一周、回すことの出来た人を、見たことが有りません。

皆さま、手のひらをずっと前方に向けたまま、
上の写真のように、グルッと一周、身体の前を回せますか?
回らずに、
必ず、どこかで、手のひらの向きは、変わりますよね?
変わらなければ、回せないはずです。

「手を返すタイミングは、右太ももの前で…」なんて言われることも有りますが、
この動きをすると、
「まぁ、だいたい、そのあたりになりますかね…(^^;;」って感じですね。

「手を返す」のは、
前腕を捻ることではなく、
肩甲骨の動きが手のひらの向きを変える…と言うことです。



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