ちょいイケゴルファーを目指して！⑧

ハーフ（９ホール）を２時間１５分でラウンドしたとして、１８ホールでかかる時間は、４時間半。
この間、ショットにかかる時間は…？
自分に打つ順番がまわってきて、軽く素振りをして、方向を見て、アドレスをして、ボールを打ち終わるまで、１５～２０秒くらいと考えて、これを１００回繰り返したとしても、２５～３５分程度。
あとの４時間は、歩いたり、話したり、人のショットを見ていたりする時間。
この自分が打っていない時間を、どう過ごすか…？

『ちょいイケゴルファー』か、そうでないかの分かれ目は、この時間の過ごし方にも現れる。
『ちょいイケゴルファー』は…。
①自分のプレーにひたむき。
②調子が良くても謙虚、悪くても言い訳しない。
③人のスイングのことについて、あれこれ言わない、言い過ぎない。
（尋ねられたら、答える程度。調子の悪そうな人を見ても、「ドンマイ！」とか「次は大丈夫ですよ」など、励ましの言葉をかけてあげるくらいの方が良いと思う）
④人のプレーに、いらない口出しをしない。足を引っ張るようなことを言わない。
（「バンカー越えのショットですね」など、見て分かるようなことをわざわざ言って、人にいらないプレッシャーをかけているのかと思えるようなことを言う人もいるよう）
⑤明るく前向きに、投げないでプレーすることを心がける。
（失敗して、悔しい顔をしたとしても一瞬。それを引きずらない）

思いつくのは、これくらいかな？
「人と談笑しながら和やかにまわる」のも含まれるかなと思うけれど、これは、時と場合によって。
談笑することばかりに気が向くと、集中力が途切れる？
笑って冗談やギャグを言っていても、打つときは、スッと気持ちを切り替えて集中出来ればＯＫ！

また、ゴルフ用語は、できるだけ正しく使うように心がけよう。
１つのホールのスコアを言うときに、「１オーバーです」とか「２オーバーです」と言う人がいたとの話を聞いたことが有るが、正しくは「ボギー」と「ダブルボギー」。
１オーバーとか２オーバーなどと表現をするのは、複数ホールのトータルスコアを言う時。
「４ホールを終わって、ここまで１オーバー」「９ホールをまわり終わって、２オーバー」などとの言い方をする。

１８ホール全部足してのスコアを、トータルと言うのが正しいか、グロスと言うのが正しいかと尋ねられたことが有るが、グロスは、ネットが有っての用語。
グロスからハンディキャップを引いた数をネットと言う。
単に１８ホールのスコアを全部足した数を言うだけなら、トータルで良い。

ホールやカップと言うのはＯＫだけど、穴と言うのは×。
ボールを、球と言っても間違いじゃないけれど、言葉に出して言うなら、やはりボールと言おう。
関西人に多いのかな？
わざわざ、（好んで？）汚い言葉使いをする人もいるけれど、『ちょいイケゴルファー』を目指すなら、少しは上品に…。
下ネタ風の話題は、お好きなら１９番ホールで、どうぞ。