若干、話を引っ張り気味で、「スイング体操を思い付くまでに考えたこと」を書いて参りました。
このまま下肢のことまで書いて行くと、越年してしまいそうなので、一旦、“締め”に入ります。
このシリーズ(?)の『スイング理論を進化させるためには…』に、今の日本のスイング理論の基になっているのは、スイングの各部の動きや位置を詳細に説明している理論…と言う風に書きました。
私も、ティーチングプロになるために受けた講習で教わったことは、こういう理論でした。
だけど、それらを踏襲しようとしないのは…。
「2秒の間に考えられることは、そんなに多くないから。」
ゴルフスイングは、アドレスしてから振り終わるまで、約2秒ですよね?
その間に、スイングの各部の動きを、理論通りに、ひとつずつ意識できますか?ってこと。
よくレッスン中にも言いますが、2秒の間で考えられることは、「2+3=5」程度。
これが「2+4+3+5…」くらいになると、簡単な計算でも、2秒間では無理な感じになってしまう。
しかも、身体を動かせながら、この計算を行なわなければならないとなると…。
どうでしょう?
「そんなに素早く計算できない~」と思うばかりでなく、身体の動きもスムーズにできなくなりそうですよね?
そして、とてもゆっくり動いて良いなら、理論通りの身体の動き、クラブの動きも行なえそうですが、いざ、2秒間で!となると、どこかの動きがおかしくなっても仕方が無いって感じもしませんか?
茂木健一郎さん曰く、人間の脳は「オープン・エンド」なので、訓練を積めば「2+4+3+5…」の計算を、走るペースを全く崩さずに行えるようになるかもしれませんから…、
「2秒間のスイング中に色なことを考えながらスイングしたいです」と言う事になると、じゃ、こういう訓練を先に積んでからにしますか?
と言う事になります。
でも、そんなの何だか「二度手間」…ですよね?(笑)。
だから、「スイングするぞ」と、脳が身体に命令すると、反射的に身体が動くようにして行く方が良い。
そのための方法は?
と考えると、やはり、「こういう風に身体が動けば、クラブは自然と上手く動くと言う型を先に練習してから、クラブを振ってていただくのが良いのでは?」と思います。
だからと言って、これまでの、「ここは、こうして…」「こうして…」「こうして…」と、詳細に説明してある理論を否定するわけではありません。
こういうものが無ければ、クラブの動かし方そのものを一から考える必要は有ったと思います。
細かな説明は、それは、それで必要なものだし、有って良かったと思います。
我々の世代は、それを考えずに済みました。
また、「なるほど、こういう風に振れば、確かにボールは上手くヒットできるな」と思える理論でもあります。
ただ、この細かな説明の理論には、「2秒間の動きなのに、そんなにたくさんのことを考えながら振れない」と言う問題点が見つかりました。
だから、我々の世代では、この理論を引き継いだ上で、何か違う「手立て」を考えて、次の世代に、この理論を引き継いで行かなければ、この理論は問題点を抱えたままの理論になってしまうと思うんですよね。
「前の世代から引き継いだ理論に、人体の機能と言う理由を併せて、次の世代へと引き継げる理論にする」。
…これが、私の、これからの夢…ですね。
このまま下肢のことまで書いて行くと、越年してしまいそうなので、一旦、“締め”に入ります。
このシリーズ(?)の『スイング理論を進化させるためには…』に、今の日本のスイング理論の基になっているのは、スイングの各部の動きや位置を詳細に説明している理論…と言う風に書きました。
私も、ティーチングプロになるために受けた講習で教わったことは、こういう理論でした。
だけど、それらを踏襲しようとしないのは…。
「2秒の間に考えられることは、そんなに多くないから。」
ゴルフスイングは、アドレスしてから振り終わるまで、約2秒ですよね?
その間に、スイングの各部の動きを、理論通りに、ひとつずつ意識できますか?ってこと。
よくレッスン中にも言いますが、2秒の間で考えられることは、「2+3=5」程度。
これが「2+4+3+5…」くらいになると、簡単な計算でも、2秒間では無理な感じになってしまう。
しかも、身体を動かせながら、この計算を行なわなければならないとなると…。
どうでしょう?
「そんなに素早く計算できない~」と思うばかりでなく、身体の動きもスムーズにできなくなりそうですよね?
そして、とてもゆっくり動いて良いなら、理論通りの身体の動き、クラブの動きも行なえそうですが、いざ、2秒間で!となると、どこかの動きがおかしくなっても仕方が無いって感じもしませんか?
茂木健一郎さん曰く、人間の脳は「オープン・エンド」なので、訓練を積めば「2+4+3+5…」の計算を、走るペースを全く崩さずに行えるようになるかもしれませんから…、
「2秒間のスイング中に色なことを考えながらスイングしたいです」と言う事になると、じゃ、こういう訓練を先に積んでからにしますか?
と言う事になります。
でも、そんなの何だか「二度手間」…ですよね?(笑)。
だから、「スイングするぞ」と、脳が身体に命令すると、反射的に身体が動くようにして行く方が良い。
そのための方法は?
と考えると、やはり、「こういう風に身体が動けば、クラブは自然と上手く動くと言う型を先に練習してから、クラブを振ってていただくのが良いのでは?」と思います。
だからと言って、これまでの、「ここは、こうして…」「こうして…」「こうして…」と、詳細に説明してある理論を否定するわけではありません。
こういうものが無ければ、クラブの動かし方そのものを一から考える必要は有ったと思います。
細かな説明は、それは、それで必要なものだし、有って良かったと思います。
我々の世代は、それを考えずに済みました。
また、「なるほど、こういう風に振れば、確かにボールは上手くヒットできるな」と思える理論でもあります。
ただ、この細かな説明の理論には、「2秒間の動きなのに、そんなにたくさんのことを考えながら振れない」と言う問題点が見つかりました。
だから、我々の世代では、この理論を引き継いだ上で、何か違う「手立て」を考えて、次の世代に、この理論を引き継いで行かなければ、この理論は問題点を抱えたままの理論になってしまうと思うんですよね。
「前の世代から引き継いだ理論に、人体の機能と言う理由を併せて、次の世代へと引き継げる理論にする」。
…これが、私の、これからの夢…ですね。
スイングは2秒、だから考えたら動かない。
そう思います。
スイングの理論を身体の仕組みで理解するのは、とてもいいですね。先生の教えは、だから分かりやすい。
そんな理論を一応は頭に入れて、
でも、クラブを振り出したら、もう身体の動くままに
スイングするのが一番ですね。
あとは、練習あるのみでしょう。
このブログは、毎日読ませて頂いて、足掛け3年でしょうか。うっ、もっとかな?
来年も、よろしくお願いします。
では、先生、みなさん、良き新年をお迎えください。
jxさんのような大人の男性に、しかもお会いしたことの無い方にも読んでいただけていること、嬉しく思います。
ふざけたことも多々書いておりますが、今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
jxさんも、どうぞ良いお年を…(^-^)/