良かったと思っていること

「ティーチングプロになって、良かったと思うことを、ひとつ挙げて下さい」と、もし尋ねられたら、私は、迷わず「人との出会い」を挙げる。
人と出会い、人を見て、人から教えられる。
ティーチングプロになって、今年で１０年目。
この間、私がゴルフをスイングを教えた比重と、私が人から教えられて勉強になった比重を比べると、人から教えられた比重の方が、重いような気がする。

ティーチングプロをしていての、色んな職種の、色んな方々との出会い。
「素敵だな」「素晴らしいな」「見習わなきゃな」と思う出会いが、これまでにも多々有った。
自分自身と言う人間を形成して行く時、こうした出会いが、とても参考になっているような気がする。（役得かな？！）

ティーチングプロとしても、人間としても、まだまだ未熟。
ティーチングプロとしての技術を研鑽して行くのにも、人間としての自分を形成して行くのにも、「これで良い」と言う、終わりは無いと思う。
ティーチングプロとして、「これで良い。これ以上は、もう無理」と思えば、それは、引退を考える時かもしれないし、人間としての自分を形成して行くことを辞める時は、隠居する時？（笑）

小学生の頃、”人”と言う字を覚える時、一人の人と、一人の人が、寄りかかり合って、支えあっている”絵”で見て、覚えた。
一人では立てない。
寄りかかり合っているから、バランスを保って、立っていられる。

人と人の間で、人を見ながら、出来る仕事。
人との出会いが、続く仕事。
人との出会いを、育てられる仕事。
私自身が勉強させてもらえることも、多々有って、「人との出会い」は、心の財産になるなぁ～と思えるほどなのである。