阿部ブログ

日々思うこと

西川有司氏が 『資源循環革命』 を出版されました

2013年12月14日 | 雑感
元メタル経済研究所の主任研究員で、英国の地質学会でもレアアースの第一人者として高い評価を受けている西川有司氏が『資源循環革命』を出版された。

西川さんは、東京都立北高等学校13期生で、1975年に早稲田大学大学院資源工学修士課程を修了。早稲田卒業後は、。三井金属鉱業に入社し、資源探査・開発・評価などに従事。2008年から2012年に日本メタル経済研究所主任研究員として世界の資源動向研究に従事され、現在は JP RESOURCE(株)社長。
西川さんは、社長業の傍ら、USRareEarth Inc.顧問、欧州復興開発銀行EGP顧問、マイニングジャーナル特派員、国際資源大学校講師などもこなしつつ、今も世界を駆け巡って多忙な日々をおくられている。
著書には、トリウム研究者として著名で、株式会社京都ニュートロニクス代表取締役社長の亀井敬史氏との共著『トリウム溶融塩炉で野菜工場をつくる』の他、『トコトンやさしいレアアースの本』がある。
また日本メタル経済研究所に書かれた報告書には『アジアの亜鉛産業と将来展望』(2009年4月)、『トリウムとレアアース資源-需要変化の潜在性と将来展望-』(2010年10月)、『ロシアの鉱業事情と将来展望』(2012年4月)など。

それと、西川さんで個人的にインパクトがあったのは「NHK クローズアップ現代でトリウムが報道されました」に同僚の幡野和久氏と共に放映された事だ。2011年11月10日19:30からNHKのクローズアップ現代でレアアースとトリウムについて初めて報道された。この報道では、アイダホ州とモンタナ州にあるUSREのレアアース鉱山が映し出されUSRE役員のDeworth WilliamsとGeoff Williamsに加え、複数の地質学コンサルタントが出演。西川さんは、10月5日に撮影されたUSREのLemhi Pass鉱山視察の模様が放映されていた。
年明けには、西川さんにお会いして様々お話をお聞きしたいと考えているが、是非とも『資源循環革命』は一読をお奨めしたい→