阿部ブログ

日々思うこと

電信創業の地 ~老舗料亭 治作 と 横浜地方裁判所~

2014年10月05日 | 雑感
築地の治作でメシでも喰うべぇ~と言う事でテクテク歩いていると「電信創業之地」の碑を発見、激写。
            
碑文は「電信創業之地 東京電信局跡 明治ニ年十二月廿五日開始 紀元二千六百年 逓信省」とあり、
碑の由来を説明する銘石には「明治2年9月19日(太陽暦10月23日) 横浜裁判所と 東京築地 運上所内に設けられた「電信機役所」を結ぶ 約32キロメートルの電信線架設工事が開始され, 同年12月25日に業務を開始した。これが, 我が国における 公衆電気通信の最初である。この記念碑は, 先駆者の業績を後世に伝えるため, 昭和15年に建立されたもので, 昭和53年, 南南東約40メートルの地点から 当地へ移設されたものである。

電信創業之地の碑は、都営明石町アパートの道路脇にあるが、碑文の説明にある通り、南南東約40メートルの地点から移設れている。実際に東京築地運上所があった場所は江戸時代からの老舗料亭「治作」だ。治作にも「東京税関発祥之地」の碑が壁に埋め込まれている。
            

東京築地運上所の相手局は、現在の横浜地方裁判所だが、そこにも電信創業の地の碑がある。
        
日本大通の向こうにある神奈川県庁は、神奈川運上所のあった所で、横浜税関発祥の地だ。