今日は昨日の作品の応用編です。
わずかな光でも長時間動かなければ、写るんでしたよね。
少しの時間だったら・・・少し写るんです。
撮影データー
Canon EOS-1HS EF35-70mm 3.5-4.5 f11 B(約5分) EPP ポジをスキャン
今回もカメラを三脚にセットし、シャッターを開きっぱなしにしました。
今回の場合は結構明るかったので、速めに作業です。
シャッターを開けて、3分くらいそのままにします。
光があたっている門の部分と、自分で発光している灯籠が露光します。
階段の部分まで走って行きます。
走っている私はその場にじっとしていないので、露光しません。
動いている物が露光するほど光量がないということです。
階段に着いたら、約20秒くらいかけて一歩ずつ降りていきます。
すると「写ってるんだけど薄いなぁ・・」という写真が撮れます。
つまり、写るんだけど適正露出になるには光量が足りない状態です。
シャッターが開いているので、連続した画像が露光されます。
写真という静止した画像なのに動きが表現できるでしょ?
あまり止まっている時間が長いと、はっきり写ってしまい現実的に
なってしまいます。ここら辺は勘に頼るしかないです。
すべて私一人でやってます。
心霊写真じゃないですよ、いくら神社だからって。
あっそうそう、この写真は夜間照明に照らされた神社を撮影していた時に
”オマケ”で撮影したものです。
本来、B(バルブ)というのはこういう使い方をするんですよ。
旧作品
会津美里町にある「伊佐須美神社正門」
撮影データー
Canon EOS-1HS EF35-70mm 3.5-4.5 f8 B(約8分) EPP ポジをスキャン