あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

裏磐梯での悲劇

2015年01月26日 07時50分08秒 | 写真

 

去年の秋のことですが、イラン・イランという花の花精油を手に入れました。

高級香水の原料になるものですが、単独では尖った

自己主張のはげしい香りです。

エキゾチックという香りのグループに入るそうですが、私個人的

にはラテン系のノリで、およそ日本人には馴染まないような香りです。

アロマの世界では中枢神経をリラックスさせる働きがあるそうですが、

本当ですかね。

私なんかはかえって興奮しそうですが・・・

 

匂いを確認しようと瓶に鼻を近づけて嗅いでも刺激臭しかしない。

そう、濃すぎるのです。

確実にその香りを確認するためにはトゥッシュ(吸い取り紙)につけて

香りを飛ばして確認しなければならないのです。

しかし、あいにくトゥッシュがなくなってしまいました。

さて、どうするか。

そうだ、いらない布きれにでもつけてみよう。

 

そこで思いついたのがカメラのストラップ。

別にいらない訳ではないし、なぜそう思ったのか今でも不思議

なのだが、適当な布が見つからなかったかもしれない。

家族で使う物につけると

「なんか変な匂いがする~」

とか言われかねないですからね。

 

カメラのアルミケースを開ける度に、ほのかに花の香りが・・・

わりかし、いいんじゃねーこれ!

ブレンドしてない単品の香りですから薄くなることはあっても、

香りが変化することはありません。

我ながらうまいこと考えたもんだ、と喜んでおりました。

 

裏磐梯の紅葉のシーズン。

いつものようにカメラを抱えて五色沼あたりを歩いていました。

しかし私の回りだけ虫がブンブン・・・

裏磐梯は自然が豊富ですから虫はたくさんいますが、

これはどう見ても異常・・・

よく見るとストラップの回りをまわっている。

これかよ・・・

これは花じゃねえよ・・・

撮った写真にも虫が写り込むという最悪の状態。

あわててググってみましたよ。

 

花精油の一部には昆虫を刺激する成分が含まれているとのこと。


そーかー、ストラップ予備と交換だな。

女性の皆さん、気をつけてくださいね。

あっ、比較的安い物を使っている方は心配いりません(笑)。

花精油は入っていませんから。石油とアルコールです。

 

Wikipediaより引用

イランイランノキは平均12メートル(人の背丈から10メートル以上まで)の樹高に達する。

直射日光あるいは部分光によって生育し、原産地である熱帯多雨林の酸性土を好む。

葉は長くなめらかで光沢がある。

花(すなわちイランイラン)は黄緑色あるいは淡紅色で、ヒトデのように巻き上がり縮れた形状。

香り高い精油を得ることができる。

イランイランという語はタガログ語由来 (ilang-ilang) であるが香気を意味する語ではなく、

「花の中の花」という意味である。

 イランイランの香りは深く濃厚なゴムとカスタードを基調とし、ジャスミンとネロリが軽く

重なった香りと感じられることが多い。

 

精油は花を水蒸気蒸留法で抽出して得る。蒸留液はその出始めから終わりのいずれのものかによって

特級、1級、2級、3級の4等級に区分される。イランイランの主要な香気成分はアントラニル酸メチル、

リナロール、ゲラニオール、酢酸ベンジル、安息香酸メチルである。

イランイラン精油はアロマセラピーで用いられる。

香水でも、特にオリエンタルノートあるいはフローラルノートのものにイランイランを用いることが多いが、

ほとんどのフローラル系、フルーツ系、ウッディ系の香りと調和するため、さまざまにブレンドされる。

インドネシアには新婚夫婦のベッドの上にイランイランの花を散らす風習がある。

主な原産国にはコモロ、フィリピン、マダガスカル、セイシェル、インドネシアなどがある。

その中でもコモロがイランイランの精油の全産出量の29%を占めている

 

 

コメント
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