さて、無事に離陸できました。これから着陸
です、となった場合、実はもうやることがな
いのである。
なぜなら、AP(自動操縦)のまま着陸できる
からである。
しかし、実機では着陸時には、ほとんどの
航空会社ではAPを切って、手動で着陸
している。
機械を操作するのが目的のこのゲーム
でも、あえて自動にする人はいないだろう。
しかし、システムを立ち上げて、コンピュー
ターにデーターを入力できるようなスキルが
あるわけだからみんな、まあ、着陸も難なく
できるだろうね。
写真は、決められた速度(左)と高度(右)
になってますよ、という表示。
APが解除された時の「ブフォ・ブフォ」とい
う警告音。
「2,500フィート」という音声アナウンス。
うーん、本物と同じ。リアル。
写真は、雨雲のレーダー写真。
雨雲を避けて通るように、ルート変更を
コンピューターに指示しましょう、という
ドM的な解説。
省略したが、着陸するときは、ビフォアラン
ディングチェックリスト、というものがある。
昔のパイロットのドラマだと、副操縦士がリ
ストを読んで、機長が視差確認していた。
白い滑走路の田宮二郎だよね。
若い人は・・・わからないか。
今は、ディスプレイに表示されて、「OK」
を自分で入力するんだな。
写真は、大阪の伊丹空港へ着陸する瞬間。
ちなみに降下角度は5度。
夜間に着陸すると、滑走路のわきに誘導灯
が光っているのだが、角度が急な場合、合って
いる場合、緩い場合で、見え方が違うそう
だよ。
飛ばせるけど着陸できねえ、って奴が多い。
実際、私もそう。
細かい設定のいらない「フリーフライト」プ
ランだと、ぶっちゃけ、エンジン出力を上げ
て、速度を上げれば簡単に離陸できる。
失速しないように自動でスロットルを調整
してくれるからだ。
しかし、着陸は、そうはいかない。
設定で「滑走路」となっていない場所だと、
どこに着陸しても「墜落」の判定になってし
まう。
まあ、実機でも砂浜に「普通着陸」なんて
あり得ないわけだからね。しかたない。