只今、東京国立博物館で
特別展「法然と極楽浄土」が
開催されているのです。
わたしはこの展覧会に
どーしても行きたいのです。
見たいのは、国宝の「早来迎」
パンフレットと表紙の図ね。
それと、綴織當麻曼陀羅!
縦横4メートルもあるらしいっ!
ご修行中に當麻寺のことを
習ってからも見たかったし、
何よりこの大好きな漫画!
近藤ようこさんの「死者の書」
これに當麻曼陀羅が出てくるのです。
當麻曼陀羅を織ったとされる
中将姫伝説の物語を
漫画にしたものです。
さらさら書く近藤ようこさんの
絵も好きです。
中将姫の物語に登場する
綴織當麻曼陀羅は、
蓮から作った糸で織ったと
されているんだけれど、
そこも漫画に描かれていて、
繊細な蓮糸は、切れてしまい
なかなか大変そう。
昔の人の手作業は素晴らしい!
この物語は歴史に出てくる人が
色々出てくるので、それも
また勉強にもなり、
古事記にも通じているので
読んでて色々わかるのも嬉しい。
中将姫なる主人公郎女が
最初、生気がなかったけれど
どんどん生き生きしてゆくのも
なんだか救われる気がする。
そんな、中将姫伝説の曼陀羅、
見たいなぁ〜!奈良にも行きたい!
そして、この展示会に無いけど
中将姫さま、直筆の
称讃浄土仏摂受経も見たいなぁ〜
称讃浄土仏摂受経とは、
阿弥陀経の異訳ね。
中将姫はこれを千部書写したと
言うからまたすごい。
わたしなんぞ、
一巻も書写したことない(; ̄Д ̄)
なかなかお目にかかれないし
法然上人ゆかりの展示会。
良い機会だから見に行こう!!
…っと思ったら
なんと!めっちゃ見たい
當麻曼陀羅の展示期間、
終わっとるやんけ!(゚ロ゚;ノ)ノ
「早来迎」も終了しとる!
なんだヨォ。
展覧会中ずっと置いといてくれよぉ。
ちなみに、日曜美術館でも
やってたよ^^
坂本美雨さんが感激してた。
林田康順せんせーも出てます♡
昔の人は、極楽浄土を思い描き
そのイメージ力で、
仏像や極楽の風景を書いたり
作ったりしたのだなぁ。
今はもうすでに、昔の人が形にして
くれたからイメージ出来るんだよね。
そう思うと昔の人は凄いなぁ。
こんなふうにして死ぬ時は
お迎えが来るってのは、
この昔の人のイメージだもんなぁ。
未だに色褪せず、
私もお迎えの時はこんな風に
阿弥陀さまが来ると信じてるもんなぁ。